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フィリピン、違法闘鶏で22名が逮捕される
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フィリピン、違法闘鶏で22名が逮捕される

フィリピン、違法闘鶏摘発の動き

マニラ警察は10月9日(日)に違法闘鶏の手入れを行った。

警察はマニラにあるトンド(Tondo)という、世界で有数の人口密集地帯であり貧困地域としても有名な地域で、違法闘鶏への関与の罪で22名を逮捕しました。警察は、闘鶏、様々な種類の闘鶏で使われる金属けづめ、賭けられていた合計19,000フィリピンペソ(約47,000円)を押収した。

フィリピンの新聞社「マニラ ブレティン(Manila Bulletin)」によると、この逮捕はマニラ警察の特別な作戦部隊によっておこなわれ、the Anti-Illegal Gambling Act(=違法ギャンブル対策法)が適用された。闘鶏はフィリピンで人気で、"サボン(sabong)"という名前で知られています。このサボンは合法なイベント、非合法なイベント、両方行われていて、非合法闘鶏は"tigbakay"や"tupada"という名前で知られ、人気のない場所で開催されている

フィリピンの闘鶏「サボン」とは

フィリピン 闘鶏

闘鶏はフィリピンで人気のあるギャンブルで、「サボン(sabong)」という言葉は、フィリピンの公用語であるタガログ語で「闘鶏」を意味します。会場の男女比はほぼ100%男性のようで、特に男性に人気にある競技です。現地を訪れた方のブログなどを見ると、治安もあまり良くない場所のようで注意が必要です。ルールは単純で、1対1で雄の鶏を戦わせ、どちらが勝つかに賭ける、というルールです。勝敗は約1分間で決着がつき、どちらかの鶏が死ぬまで行われます。

ちなみに、日本国内の闘鶏は、1948年に東京、北海道、神奈川県、福井県、石川県で、闘犬や闘鶏を禁止する条例が制定され、一部地域では闘鶏は行われていますが、上記5都道府県では禁止されています。

数日前にも違法闘鶏で逮捕者が

トンドでは10月1日にも、違法オンライン闘鶏"e-サボン(e-sabong)"への関与の疑いで8名の逮捕者が出た。マニラ警察によると、この逮捕者たちは、アスンシオン公設市場(the Asuncion public market)内で、e-サボンの運営を行っていたと発表している。警察はコンピューターと1,930フィリピンペソ(約4800円)を押収した。

3月、23人の上院議員たちがオンライン闘鶏停止の為の決議案996号にサインし、5月にはロドリゴ・ドゥテルテ大統領はオンライン闘鶏の停止を指示した。しかし、e-サボン停止が経済に与える影響は大きく、フィリピンは約50億フィリピンペソ(約124億5000万円)の収益の見込みを今年失うことになる、と9月に金融機関は発表している。

オンライン闘鶏"e-サボン"が広まった背景には、コロナのパンデミックが起きた時に、多くの娯楽と同じように闘鶏も一時中止となり、金銭的なダメージを受け、2020年9月に合法法的にオンライン闘鶏が開始された。フィリピンの闘鶏業界は年間10億ドル(約1,467億5千万円)の価値があると見られている。e-サボンの禁止が与える影響については、経済的な理由もあり、e-サボンにセカンドチャンスを与えるべきであるという声も上がっている。

まとめ

フィリピンの国民的なギャンブルである闘鶏は、経済的に大きな影響がある一方、犯罪の巣窟になっている部分もあり、警察の手入れが断続的に続いている状況です。また、それに関連して、違法オンライン闘鶏"e-サボン(e-sabong)"の禁止は経済に与える影響も大きく、フィリピン国内では賛否両論あると言える状況のようです。

参照元:Focus Asia Pacific

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