
日本人1位 凄腕ポーカープロの小倉孝 ポーカーの魅力を語る
ヘンドンモブ(ポーカーランキングサイト)で日本人1位(2018年11月27日現在)にランクするスゴ腕ポーカープロの小倉孝。世界を舞台としたポーカー大会などに果敢に挑戦する本物の勝負師です!日本のポーカー界で一番ホットな小倉プロによる実践的なアドバイスやポーカーの魅力を語って頂きました。
日本人1位にランク
小倉孝プロはポーカーランキングサイト ヘンドンモブ で日本人1位(2018年11月27日現在)にランクしています。
日本プロ麻雀協会にも所属しており、雀竜位2連覇や雀王、新人王などのタイトル取得実績もあります。
【主なタイトル歴】第3・4期 雀竜位/第6期 新人王/第7期 雀王 など
小倉孝の実践ポーカーアドバイス
全然初心者編じゃないんだけどポーカーにおける大切なこと。
難しく見えてしまうかもしれないけど言ってることはシンプルです。
ちゃんと考えれば、理解できない人はいないと思います。
相手のレンジ
レンジというのは相手が持っているであろう手の予測幅のことです。
相手の手をズバリ1点で読めることは稀なので、相手のハンドのレンジを常に考えましょう。
これは例であげたほう解りやすいかと思います。
SBが被せてオールインしてきました。
つまり来るならBBの自分に13BB出せということです。
自分の手はA8oでした。さてどうしますか?感覚で考えると難しいです。
感覚的にはちょっとコールしにくいですよね。
COのプッシュレンジが
という感じになります。
そこで一番考えるべきはSBのレンジになります。
普通にポーカー強者なら
ってな感じです。
このレンジを見るとどうですか?答えがわかりやすくありませんか?
SBがポーカーに慣れていなく気弱な人なら
くらいの人もいるでしょう。
その場合はフォールドが正解となりますね。
シンプルに考えること
ポーカーは難しく考えてしまうとどんどん難しくなってしまうのでとにかくシンプルに考えることが必要です。
同じように考えてみてください。
便利なツール
相手のレンジなんてわからないよー っていう人は世の中にはポーカーの便利なツールがたくさんあるので使ってみてくださいね。
例えばiphone等で使える snap shove というツールに標準オールインレンジ(20BB以下)標準コールレンジを全て出してくれます。
ツールが無いという人は使ってみてください。
いつでもレンジという意識を持つことが大切
このレンジという考え方はオールインに限ったことではありません。ディープ同士でフロップでレイズされたとき。プリフロ3ベットされたとき。
いつだってレンジという意識を持つことが大切です。
レンジの例を出したら永遠に出せてしまうので気が向いたらまた例をつくります笑
相手のキャラ読み
そして大切なのは相手のキャラ読みです。人によってレンジは全然違うのがポーカーです。
そのキャラを読んでその人のレンジを正確に測ることができる力があればそれに対応して調整するとよいでしょう。
これはちょっと難しい話ですが経験と正しい考え方を持ち続ければレンジを図る能力は上達するでしょう。
超大事なのに、おろそかにしがちです。
ポーカーの魅力
「ポーカーの魅力って半端ないんです」
麻雀界では「Mリーグ」が発足して、かつてない盛り上がりを見せています。見ていて面白いし、選手は格好良いです。
麻雀プロになって「Mリーガー」になりたいと思う人もこれからどんどん増えてくるでしょう。
そんななか僕が力を注いでいる、ポーカーの魅力をもっと多くの人に知ってもらえたらと思い記事を書くことにしました。
(1) ルールが簡単である
ルールがシンプルで全世界同じルール
ポーカーは複雑で突き詰めるほど難しいゲームなのですが、ルール自体は1時間もあれば誰でも理解できます。
さらに全世界同じルールなので、どこの国の人とも戦うことができます。
それなりに上手くなれば、旅行に行ったついでにカジノで旅費を稼ぐということも可能です。
日本でも年齢性別問わずたくさんの人がプレーしていて、ポーカーを通して様々な人と出会うことができます。
僕自身もポーカーをしていなかったら会うことができなかったであろう人との出会いがたくさんありました。
(2)強者になれば稼げる
一日1億動くことも
世界中たくさんのカジノがあり、合法的にポーカーで賭博ができるため強い人はお金を稼ぐことができます。
レートが上がれば上がるほど、強者が増えますが最低のレート(大体一日3万円くらい動く)には強者はほとんどいません。
高いレートは一日、本当に高く誰でも入れるマカオのカジノでも一日1億動くことも年に数回あります。
(3)何人でもプレーできる
ポーカーは自由度が高い
1テーブル2~10人でプレーできるので、自由に始めたりやめたりできます。
例えば友人とポーカーをするとき多少遅刻や休憩してても何も問題ありません。
ポーカーは色々なところで自由なのも魅力です。
(4)強者VS強者でもスキル差が出る
熟練の人同士でも結果に差
これ意外と重要です。強者通しの差が出なかったらある程度強くなったら、それ以上はあまり努力する意味がありません。
ポーカーでは1勝負が3分くらいで終わるため試行回数が多く行えるので熟練の人同士でも結果に差がでるようです。
(5)勉強したら報われる
ポーカーは勉強が大切
ポーカーはセンスより勉強のほうが大切だと思います。
世界のカジノの最低レートで勝つにはちゃんと勉強すれば誰でも勝てるようになるでしょう。
最低レートでやっている人は趣味でやっている人がほとんどで、ほぼ勉強していないのです。
強くなりたかったら正しい勉強をしましょう。強くなる近道は強者に意見を聞くことです。
(6)大会が楽しい
大会の魅力
一日で終わる大会なら運の要素が強いのでだれでも優勝することができます。
大会の終盤は緊張感がありこれ以上ないスリルが味わえます。
参加費も様々で安いものだと数千円というものもありますし高いものだと参加費1億円というものまであります。