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ラスベガス、ナイトクラブの有名DJの稼ぎは?
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ラスベガス、ナイトクラブの有名DJの稼ぎは?

【写真はLas Vegas Review Journal HP
昨今のラスベガスは、「リゾート」と名前を付けるホテルが多い。15年程前までは、「カジノとホテル」と名前の後に付くのが当たり前の様であった。年々、カジノからの収益が減る一方、と言っても、数字的に特別下がった訳では無いが、カジノの収益が全体の収益に占める割合が激減してきている、とMGMグループ会長のミューレン氏もカジノの雑誌でそう言っている。20年前は、ラスベガスにやってくる観光客(観光をせずに、カジノだけするギャンブラーをこの観光客の部類に入れてしまうのは少々抵抗があるが)の約20%がカジノ・フロアーを訪れて、何らかのギャンブルを楽しんだと言われている。最近では、その数字が約7%まで落ちてきている。

さて、現在ラスベガスで最も勢いがある業種が、ナイトクラブである。ほぼ全てのホテルに1件、ないしは2件のクラブを有するものもある。ナイト・クラブと言っても収容人数1000人以上と言う、メガ・ナイトクラブである。
【注:ナイトクラブとは、日本で言う所の「クラブ」とか往年の「ディスコ」である】

今日のローカル新聞で取り上げられていた記事に、そのメガ・ナイトクラブの一つ、パームス・カジノ・リゾートにあるKaos(ケオス)と2年間のDJ契約を結んでいたMashmello(マシュメロ)との契約を早期解約したとのことであった。その契約は、2年間で$60ミリオン(約65億円)であった。年俸30億円以上とは、世界的に有名なスポーツ選手並みの契約金である。テニスの錦織圭氏が国内アスリートの年俸では第1位で推定で36億5千万円で、ヤンキースのマー君(田中将大氏)が推定年俸25億円で、日本人では第2位となっている。

Marshmelloの契約内容はKaosナイトクラブと昼間のデイクラブで週末にDJをすると言う事だったようだが、その制約回数の半分をこなした時点で今回の解約の話となったようである。まあ、ざっと計算して、毎週約6500万円の稼ぎであった訳である。この業界の専門家達もこの契約が今年4月にサインされた時も、金額的に「ちょっと高額過ぎて無茶だ」との噂であり、毎週末、昼と夜とで6千から8千人を動員しないとブレーク・イーブンにならない計算であった。ただ、今回の解約はパームス側からの打診で始まったと言われているので、Mashmelloとの契約破棄を成立させる為には、少々「追い金」が発生するとも言われている。
因みに、パームス・カジノ・リゾートは一昨年前の2017年10月に世界リーチ麻雀大会の会場として使用されたが、その直後、ステーション・カジノの名前で10件以上のカジノを持つローカル・カジノ・グループ会社のレッド・ロック・リゾーツ社の傘下となり、レストランやナイトクラブなど、約650億円を投下して大掛かりなリノベーションがなされたため、麻雀大会があった頃に比べると内装はかなり変わっている。

KAOSナイトクラブについて

    総敷地面積9290平方メートルの巨大なナイト・クラブとデイ・クラブで、ラスベガスで最大の面積を持ち、また、ラスベガスで最も新しいクラブとして2019年4月にオープンした。広さの比較として、サッカーの埼玉スタジアムのフィールドの面積は約7140平方メートルである。プール、カバナ、それに通常の屋内クラブもあるが、その全てにいる観衆に向かう事ができる360度見渡せるDJブースが設置されている。プールの部分は6781平方メートルで、屋内クラブが、2509平方メートルとなる。

KAOS営業時間

    以下、名称を変えて営業されているが、同じ会場でセクション毎に開放するか全施設を利用する。

  • KAOS DAYCLUBとして
    金曜, 日曜 12:00PM - 6:00PM
    土曜日 11:00AM - 6:00PM
  • KAOS NIGHTCLUBとして
    金曜, 土曜 10:30PM - (通常は4:00AM)
  • SOAKとして
    日曜 10:30PM - (通常は4:00AM)
  • KAOS RESORT POOLとして
    月曜 - 木曜 10:00AM-6:00PM

注意:有名どころのレジデンシ―DJ、又は、ゲストDJは、ナイトクラブがオープンする10:30PMの直ぐ後には登場しません。通常、午前1時以降がナイト・ライフのプライム・タイムですので、それ以後に登場と言うのが普通です。

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