ポーカー好き、集まれ!2019年WSOPポーカー世界大会、優勝賞金は10億円超!
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- 【写真はLas Vegas Review Journal HP】
5月27日に始まったラスベガス、リオ・オール・スイート・ホテル・アンド・カジノで開催されたワールド・シリーズ・オブ・ポーカー50周年記念大会となる2019年度WSOP®は、史上最多の90個のブレスレット・イベントで大いに盛り上がり、メイン・イベントであるノーリミット・テキサス・ホールデムの優勝者が決定した7月16日に幕を閉じた。
そして、輝かしいメイン・イベントの覇者は、55歳のイラン生まれのドイツ人、フセイン・エンサンさんであった。
エンサンはイタリアから参加のプロ、ダリオ・サンマルティノさんとの一騎打ち(ヘッズ・アップ)の末、メインイベント史上2番目の最高額である10ミリオンドル(約10.8億円)とトーナメント覇者の証となるブレスレットを獲得した。
メイン・イベントについて
- 参加者数: 8,569
- 賞金総額: $80,548,600(約87億円)
- 優勝者: Hossein Ensan ($10,000,000)
- 第2位: Dario Sammartino ($6,000,000)
- フセイン・エンサンさんにとって、このメインイベントの勝利は初めてのWSOPブレスレット獲得となった。彼は、ドイツ人プレイヤーとして、2011年優勝のピウス・ハインツに次いで二人目のメインイベント覇者となった。
- エンサン氏はイラン生まれのプレイヤーとして3人目の優勝者。以前、Mansour Matloubiさん, Hamid Dastilmachiさんが優勝している。
- エンサン氏は最終9人で行われるファイナル・テーブルにチップ・リーダー(最も多くチップを持っている人)として参加し、途中ほんの数回のみリーダーの座を奪われたものの、終始独走であった。
- 最近のメインイベント覇者は20歳そこそこの若年層が強さを見せていたが、エンサン氏は過去20年で最年長となる優勝者であった。
- 最後の二人でプレイするヘッズアップは101ハンドがプレイされ、4時間以上続いた。
- 2014年大会以来、トップの3人は外国人同士の戦いとなった。
- 約240キロ離れたカリフォルニア州が震源地であった地震(震度6)の影響で(ラスベガスでは震度3以下)メインイベントの第2日目は一時中断となった。
- エンサン氏は2015年にプラハで開催されたEPT(ヨーロッパ・ポーカー・トーナメント)のメインイベントでの優勝経験がある。
Quote: "This is the best feeling in my life. Unbelievable! I am so happy I’m here with the bracelet in hand. What can I say?"
「これは私の人生で最高の気分です。信じられない!私はブレスレットを持ってここに来たことがとても嬉しい。何と言っていいのか」。
WSOP 2019 メイン・イベントの決勝テーブルの結果
- 1. Hossein Ensan $10,000,000
2. Dario Sammartino $6,000,000
3. Alex Livingston $4,000,000
4. Garry Gates $3,000,000
5. Kevin Maahs $2,200,000
6. Zhen Cai $1,850,000
7. Nick Marchington $1,525,000
8. Timothy Su $1,250,000
9. Milos Skrbic $1,000,000
日本人参加者では、Hiroki Nawaさんが第25位で日本人歴代最高位に入り、賞金$324,650(約3506万円)獲得となった。
その他のトーナメントでも、「人生変わるね」と言うほどの高額で優勝したプレイヤーがいた。
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