グルメ必読「裏メニュー」第一弾。ファストフード編
【写真はEat This, Not Thatより】
シークレット・メニューってご存知ですか?日本にもお馴染みの裏メニュー。メニューに載ってないけど、いくつかの食材を混ぜてもらうとか、量を増やしてもらうとか。こちら米国では、シークレット・メニューと呼ばれています。これは、お客さんの好きな物を合わせてメニューを作ってしまう点では日本のと同じなんですが、そのシークレット・メニューに名前が着いたりしてたりします。ニックネームなのかも知れません。でも、そのニックネームを覚えておいて、その店に行って、それをオーダーするのは、ちょっと得意げになりますよね。「シークレット」なのはお客さんに対してであって、レストラン側はお客さんには見せないメニューに載っているという事ですね。どのようにして、このシークレット・メニューが広まったかはわかりませんが、ばらしたくてばらしたという事になりますね。一旦、このシークレット・メニューが分かると、結構自慢げに友人などに伝えたくなります。それも自慢げに。お店側からすれば、これも一種のマーケティングの一つなのでしょうか。
まずは、比較の為に、日本の裏メニュー。初めに吉野家さん裏メニューをご紹介させていただきます。ここのは、ニックネームが付いてます。日本の独身サラリーマンの食文化を探求するため、私も帰国の際は必ず一度は吉野家さんに寄らせていただいてます。昨今、表メニュー内のアイテムが結構増えてきた傾向にあるようですが。
「COCO一番」さんのカレーも必ず行きますが、「ココイチ」さんは、裏メニューを作れないようにするほど表メニューに数多くのアイテムが勢揃いしてます。多すぎて、迷ってしまい、困ってます。
日本の裏メニュー(ファミレス、ファストフード編)
吉野家
(吉野家一号店の築地店舗でのニックネームが殆どのようです)
吉野家の裏メニュー
具の上にご飯が盛られている。上から見れば真っ白いご飯だけ。しかし、どんぶりの底に具がどっさりと。ご飯に汁がしみ込みすぎないのが好みの人向けか。
汁が沢山。牛丼に汁が10グラム追加されるそうだ。大量の汁を楽しみたい人向け。
「つゆだく」よりもさらに汁の量が増量される。ご飯が完全に汁に浸る状態になるようです。
汁をわずかに追加。追加される汁の量は当然「つゆだく」より少ない
牛丼の具を乗せる際に汁を良く切った状態で盛りつけられる。
「つゆぬき」程ではないが盛りつけの際に玉を上下に振って具の汁を軽く切ってもらえる。
具の汁を完全に切った状態で提供される。
冷ました状態の白ご飯に熱い牛肉汁だくをかけた物。築地市場店で市場の従業員が早く食べられるように提供されていたが、一般的にはご飯を常温で冷ますため提供には時間がかかる。
ご飯が通常よりも熱い状態で提供される。加熱には電子レンジが用いられるが蒸らし中や炊き上がり直後のご飯が提供される場合もある。生卵をかけて半熟状態を楽しむこともできる温度。
ご飯の量を少なめにする。
ご飯の量を半分にしてもらえる。ただし、値段は通常通り。
ご飯が少量になる。
ご飯の量が『極かる』よりもさらに少量になる
牛丼の具の牛肉に赤身部分を多く入れてもらえる。
牛丼の具の牛肉に脂身(トロ)部分を多く入れてもらえる。
牛肉の脂身が少ない部分を入れてもらえる。鍋底の肉が使われる
ご飯の量は並、具の量が大盛となる。具の量を増量してもらえるサービスではないので大盛り料金を支払う事になる。
ご飯の量は並、具の量が特盛となる。『頭(あたま)の大盛』と同様で特盛り料金となる。
通常の盛り付けとは異なり、ご飯と肉が上下逆となる。
具のネギを多めに入れてもらえる。
ネギの量を更に増量。『ネギだく』よりも多くのネギを入れてもらえる。また、「だく」の数が増えるほどネギも増量されるため『ネギだくだくだく』などの注文も可能。
ネギの量をわずかに増量。
タマネギを抜いた具が盛り付けられる。通常の盛り付けからネギが抜かれるため肉の量に変化はない。『肉のみ』と呼ばれる事もある。
ネギの量を減量。
牛丼から牛肉を抜き、ネギのみが盛り付けされる。ネギは十分煮込んで柔らかくなった「ヤワネギ」と煮込まれていない堅いネギ「カタネギ」の2種類がある。
冷ました味噌汁を牛丼にかける。けんちん汁の場合にも注文可能。
味噌汁にお湯をつぎ足し薄くする
卵の白身を取り除き黄身の部分のみが提供される。
お新香を注文した際に白菜の芯の部分のみにしてもらえる。
日高屋
日高屋の裏メニュー
チャーハンとキムチを単品で注文し、「チャーハンとキムチを混ぜて欲しい」とリクエスト。
丸亀製麺
丸亀製麺の裏メニュー
ご飯に葱と天かすを大盛りのせてもらい、うどんの出汁をかけてもらう。この「葱天かす出汁茶漬け」は、ご飯代130円のみ追加で大盛りトッピングは無料らしい。
マクドナルド
マクドナルドの裏メニュー
塩を抜いてもらう、又は塩多めのオーダーができる。ケチャップをオーダーできる
(これが、裏かどうか?)
水が注文できる。無料のようです。
モスバーガー
モスバーガーの裏メニュー
ナンカレードッグのカレーの代わりにミートソースをかけてもらう
横須賀地域のみにて限定。なので、裏メニューではないかな?
菜摘からハンバーグを抜いて完璧なベジタリアン・バーガーに。
世界の山ちゃん
世界の山ちゃんの裏メニュー
アメリカのシークレット・メニュー(ファストフード編)
Chipotleチポートレ
メキシカン料理のブリト―をサブウエィのサンドイッチの様に具材の好きなものをオーダーして自分なりに作れってもらえる。
裏メニュー
表メニューでは、ソフトトリティーヤで具を巻いてもらうか、丼かを選ぶが、これは上げたトリティーヤにナッチョソースなどをかけてくれる。
Five Guys ファイブ・ガイズ
ハンバーガーのチェーン店。店内では、殻付きピーナッツを無料で提供してくれるので、オーダーを待つ間にピーナッツを頬張る。ポテトにもこだわりがあり、「今日のポテト」の看板には、産地が書かれている。ここのフライド・ポテトの1オーダーは正直、他所の2倍あります。パティもビーフ100%と明らかにわかるような肉肉しい感じです。
裏メニュー
パンを裏返してハンバーガーパティを挟み、痛めたオニオンなどをいれて、更にパンにグリルで焼き目をいれ、中のチーズを溶かす。
ご想像通り、fattyなので、パティメルトのデカいバージョン。
Arby’sアービーズ
ローストビーフ・サンドイッチ専門店ですが、最近は他のアイテムも増加。フライド・ポテトはカーリーフライ(渦巻き状のフライド・ポテト)はケイジョン風スパイスが効いている。ハモカ風味のシェークは一押し。
裏メニュー
ローストビーフ・サンドイッチにとろりと溶けたチェダーチーズが山ほどかかっている。あまりのチーズの量に、必ずチーズをこぼすので注意!
Starbucksスターバックス
裏メニューの数、なんと39個。ここで全部をご紹介できないが、今後全部試してみたい気がする。糖尿病になりそうだ。
裏メニュー
ハリーポッターに出てくるバタービール。これがスタバで味わえる。日本でもできるか試してみては?クリーム・フラプチーノのベースにトフィーナッツ・シロップを3ポンプ、キャラメルを3ポンプ。
シナモンロールって普通は朝食として食べるものですが、ここではデザート感覚の飲み物となって変身。バニラビーン・フラプチーノのベースにホワイト・モカのシロップとシナモン・ドルチェ・シロップにシナモン・ドルチェの粉を上からフリフリしてある。
シマウマの飲み物?ベースはモカ半分、ホワイト・チョコレート半分。ホイッピングクリームとチョコレート・ドリズルとチョコレート・チップがかかって出てくる。でも、ゼブラなのは、上にのせてある部分だけだぞ。日本人の匠の技なら、飲み物の部分でゼブラにしてくれるかも。
McDonald’sマクドナルド
裏メニュー
アメリカでは子供達の大好物として有名なグリルド・チーズ。食パンの間にチーズを挟んで鉄板かフライパンで焼くもので、とっても簡単。マックが作るとグリルド・チーズがこうなる。
マックチキンとダブルチーズバーガーが合わさったもので、パンも抜かずに計4切れはいってる!
所謂、怪物のようにデカいビックマック。ビーフパティが8枚まで頼める。
ハッシュブラウンがエッグ・マックマフィンの間にはいっている。
よくステーキハウスへ行くと、ステーキとシーフードのコンボのメニューにこの名前が付けられているが、ここではマックバーガー・スープリームとフィレオフィッシュが一緒になっている。
Burger King バーガーキング
裏メニュー
ベジタブルで出来てるパティを使用。
「自殺行為」と名付けられたこのスイサイド・バーガーは、コレステロール値を思いっきり上げても大丈夫な人向け。でも、これをオーダーする人は、止めといた方がよさそうな大きな人が多いのは事実。ビーフパティが4枚とチーズ、それにベーコンも入ってます。
Taco Bell タコベル
裏メニュー
エンチラーダとブリト―のハイブリッド。
Sonic ソニック
往年の映画などに出てくるドライブイン式のハンバーガースタンドを今でもやっている。
裏メニュー
ピックルすを揚げたもの。
In-N-Out Burgerインアンアウト・バーガー
アメリカでも西の方しか存在しないバーガーチェーン。ラスベガスにも数点あり、日本から訪れた方々も必ず訪れて、ここのファンになる方も多い。具材が全てフレッシュで有名。
裏メニュー
シークレット・メニューと聞くと、先ずはこれを思い浮かべる程、有名になってしまった裏メニュー。フレンチフライにチーズと炒めたオニオン、と特製ソースが贅沢にかかっている。はい、カロリー高いです!
Wendy’sウェンディーズ
裏メニュー
アメリカの田舎へ行くと、農機具や藁などを貯めておく大きな建物がありますが、バーンヤードとはこの建物のこと。ハンバーガー、フライドチキン、ベーコンと、牛鶏豚と全部一緒に食べたい欲張った人向け。
Subway サブウェイ
サンドイッチ
裏メニュー
サブサンドイッチの中身がモッツアレラチーズ、トマトソース、野菜、ペパローニ。ピッザのサンドイッチです。
Chick-fill-A チックフィレェ
チキンサンドイッチが専門で、ラスベガスにも昨年ようやく出来た。一年たったいまでも、いつも長い行列が出来ている人気。
裏メニュー
定番のチキンクラブ・サンドイッチのグリルしたチキンの代わりにクリスピー(かりかり揚げた)チキンが入ってます。
Blueberry Cheesecake Milkshakeブルーベリー・チーズケーキ・ミクルシェーク
これもカロリーが超高い!ミルクシェークにブルーベリー味のチーズケーキがはいってます。
KFC ケンタッキー・フライド・チキン
裏メニュー
好きな具材を入れてつくるKFC版どんぶり物。
Shake Shack シェーク・シャック
日本にも最近登場したハンバーガーとシェークが自慢の店
裏メニュー
普通はルートビール(甘い炭酸の飲み物でアルコール分はない)のフロート(バニラアイスが浮かんでる)の代用品で、本当のビールを入れる。
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