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タイガー対ミケルソン 一騎討ち、今世紀最高のドリームマッチ 勝てば900万ドル!
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タイガー対ミケルソン 一騎討ち、今世紀最高のドリームマッチ 勝てば900万ドル!

【写真はLas Vegas Review Journal HPより】
「それはフィルが、ただ単にパットを決めること以上のものであった」。
場所は、MGMグループ所有であるラスベガスのシャドー・クリーク・ゴルフ場。
世界中のウェブやテレビの視聴者と実際にコースに来ていた大勢のギャラリーや関係者を前に、タイガー・ウッズフィル・ミケルソンのマッチプレーの一騎討ちとなった(一時的に設けた)4つ目のプレーオフ・ホールで、900万ドルのバーディーパットを見事に沈めたのは、ミケルソンの方だった。
この偉大なる二人のプロ・ゴルファーの歴史的な闘いは「The Match(ザ・マッチ)」と題された。
「マッチ中のマッチ」とか、これ以上無い「マッチ」であるが故に、「The」を付けて「Match」を誇張する意味でそう名付けられたのだろう。
ラスベガスのスポーツ史の一端として、その終焉は必ず語り継げられて行くであろう。
その日の殆どは、ミケルソンもウッズも、グリーン上だけでなく、ゲーム全体でも上手く行かず、度々苦労していた。
しかしながら、ギャラリーとして参加した500人のVIPや有名人、ストリーミング・テレビ放送を見ている視聴者は、この日の二人の調子には関係なく、この二人のドリーム・マッチ・プレーがいかに超現実的な出来事であるかをそう簡単には忘れないであろう。
「一時的に設けた」と前途にあったが、これは、プレーオフが一回で終わらず日没後になったため、電灯点滅の為に急遽ラスト3つのプレーオフ・ホールをクラブハウス前のパッティング練習場からのティーショットとし、第1プレーオフを行ったホールのグリーンに、ティーから93ヤードの距離で新しいピン位置が設けられていたからである。

(スコアカード)

ミケルソンは、「エクストラ・ホールに行くとは思っていませんでした。私の心臓はこれ以上耐えられない」と、目の前にある文字通りの「山積みの現金」と勝者へ贈られるチャンピオンシップ・ベルト・バックルを受け取りながら賞賛した。 「何から喋って良いのかわかりませんが、この20年以上に渡って、君(タイガー)がゴルフ全体のためにやってきたこと、それに今回君が『差しで勝負』ができる機会を与えてくれた事を感謝しています。今日は本当に特別だった。ざっと見て、君のキャリアは歴史的に残るような偉大なものだった。数々の凄いプレイも観てきた。でも、これからはそう簡単では無いことを覚えておいて欲しい。これから君に会う時は、今日の事をいつも持ち出すし、このベルトバックルを着けていくから」。


「楽しかった試合だった」とウッズは語った。 「僕らは頑張ったよ。パットを決める機会がたくさんあったけど、全然ダメだった。プレーオフ・ホールで勝てるチャンスがあったのに、パットを外してしまった。プレーオフ・ホールで、それも2回も、ロブ・ウェッジでグリーンに乗せられなかったか?僕はそこでチャンスを無駄にして、フィルはそれをモノにした」。

二人とも、18ホールのレギュレーションでは3アンダーの69でまわり、サイド・チャレンジでは、慈善団体の為に80万ドルを集めることができた。ミケルソンは、ニアピン賞を3回取り、60万ドルを獲得。第一ホールでミケルソンがバーディーに失敗したときに、ウッズは20万ドルを獲得した。
「ここ2,3日の間、とってもプレッシャーを感じてました」とミケルソン。 「緊張しているときの方が話上手になるので、良かったです。マイクを付けてたことが、タイガーと話しができる助けになったと思った」。

ラスベガスならではの催事であった。

タイガー・ウッズのお父さんは、ネバダ州立大学ラスベガス校にタイガーを入学させてベガスでゴルフを練習させたかったらしい。でも、お母さんがスタンフォード大学(カリフォルニア州サンフランシスコ郊外)のが良いって選んだそうですよ。計114大学からスカラシップのオッファーがあったけど、この2校に最終的に絞られたんですって。
ネバダ州立大学ラスベガス校出身のプロ・ゴルファーは、チャド・キャンプベル、ライアン・ムーア、クリス・ライリー、アダム・スコットなどがいます。野球では、元阪神タイガースのセシル・フィールダーがここの出身です(古い話でゴメンね、歳がばれちゃうな)。あと、大食いアスリートのミキ・スドウはあのネイソンズのホットドッグコンテストで2014年から連続5回優勝してます。スポーツ以外では、ユーチューバーの草分け的存在のnigahiga(ライアン・ヒガ)もここの卒業生ですよ。

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