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セリーヌ、15年以上に渡るレジデンシ―にピリオド。
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セリーヌ、15年以上に渡るレジデンシ―にピリオド。

【写真はLas Vegas Review Journal HP
延べ、15年にも及ぶ長期間、シーザーズ・パレスにあるコロシアムを「自分の館」として、世界中から訪れる観衆を魅了して来たセリーヌ・ディオンが2019年6月8日を最後にラスベガス・レジデンシ―(駐在公演)を完了することに決定した。2003年セリーヌ・ディオンがこの「レジデンシー」スタイルの草分けとなる前は、アメリカ縦断ツアーだとか、ワールド・ツアーなど、ミュージシャン側がお客さんの元へ行ってパフォーマンスをするのが常であった。元々、ブロードウェイのミュージカルなどは、地方巡業などを除けば(パフォーマーは別の組が参加)、いつもニューヨークのブロードウェイへ行かなければ見れないスタイルなので、セリーヌ・ディオンのレジデンシ―もミュージカルの模造だったのかもしれない。日本でも、コロッケさんが一定期間に名古屋の中日劇場で定期公演だったり、京都で定期公演だったりするので、それに近いものかも知れない。
セリーヌ・ディオンに於いては、この15年間で、合計1,089回の公演、450万人の観客を動員した。最初の4年間のショーである「A New Day」は、音楽主体のコンサートではなく、彼女を用いたビジュアル的なショーであった。ベラージオで1998年から今なお続いている「O」ショーを手掛けたフランコ・ドラゴーン氏がプロデュースしただけあり、光と音に合わせた人の動きで生み出された絶妙なハーモニーで観客を魅了した。感動して泣いてしまうオジさん方も多数いたことは、私も良く目撃したので、間違えではない。本当に感動するショーだった。丁度その頃、韓国ドラマ「オール・イン、運命の愛」のロケをラスベガスで撮っていた。韓流ドラマのスタッフの方々も「A New Day」を観て感動していた。少なからず、その後の仕事に何らかの影響があったに違いない。

とても美味しい食べ物を口にした後の満足感は、やはり脳の一部に何かが分泌して起こるものだと理解するが、セリーヌ・ディオンのショーを診た後にも、目と耳から入った感動が、観た人の脳を喜ばしてくれたに違いない。
現実的な数字な話になって、少々おげれつにはなるが、セリーヌ・ディオンのショーはラスベガス全体が稼ぐお金の1%に当たるそうだ。ラスベガスへ来た人が1万円使う度に、そのうちの100円はセリーヌ・ディオンのショーに充てられていると思うと凄い話だと思う。

シーザーズ・エンターテイメント社の会長は、「セリーヌ・ディオンはシーザーズのレガシーに深く根を下ろした人物となった」と添えた。

今後も続々と音楽界の大物がラスベガス・レジデンシ―となる。

Las Vegas is the entertainment capital of the world(ラスベガスは世界のエンタメの都である)

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