WSOPメイン・イベント　小倉孝プロが大奮闘！

【画像は小倉孝プロTwitterより】
本日、2018年7月9日月曜日は、WSOPメイン・イベント5日目という事で、残り314人で午前11時よりスタートした。麻雀豆腐の監修プロの小倉孝プロも持ちチップ$1,975,000で5日目に挑む。この日に参加しているプレイヤーの持ちチップ額は、トップで$5,597,000、ラストでスタートが$47,300である。
予選は7月2日より開始したが、合計エントリーは7,874人であった。世界各国から寄り集まった、ポーカーに自信のある者が（1万ドルの参加費を払える程の腕前に自信がある強者のみが、と言った方が良いか）7,874人で始まったこのメインイベントもこの5日目が始まる今朝11時の時点で、その4%以下の人数が残ったのみである。最後の9人に残る為には、まだ明日と明後日の2日間を勝ち残る、それも高得点で勝ち残る試練が待っている。尋常ではない精神力と体力が無いと到底無理だろう。グリコーゲン、タンパク質、それに脂肪も燃やして全身全霊でアタックしないととてもではないが今日の5日目に残るのも簡単ではないはずだ。
大変残念ながら、わが小倉プロも本日途中で惜敗してしまった。前途にもあるように、5日目まで残られたのは異常な事であり、本当に良く健闘されたと思うし、WSOPのメイン・イベントと言うポーカー界最高峰の大会でここまで残った事実は紛れもなく「実力ありき」ではないだろうか。

メイン・イベント5日目も、もう1レベルの戦いで終わろうとしているが、111人（現在レベル26）残っているのみとなった。トップは手持ち$12,180,000．だが、これがあっという間に変動していくので、あまり当てにならない数字でもある。最後の9人テーブルに勝ち残る事が出来れば$1,000,000の賞金は保証される。優勝は$8,800,000である。

頭脳を使うのに糖分が必要らしい。私も健康オタクで色々な医療用や美容用機械を紹介してもらうことがある。コロラド州デンバーに筋肉のグルコースの量の測定機器を開発し販売している会社があり、訪問したことがある。グルコースは、車で言う所のガソリンの様で、燃料としての役割を果たす。グルコース量が多ければ、長く筋肉運動が持続できるらしい。その会社では、何十万件と言うデータ取りをプロのアスリートにお願いして収集している。どの量だと最適と言うのが、個人によって異なるらしい。なので、数多くのデータで各レベルでの平均値などを出すことが重要となるとか。プロのポーカープレイヤーの大会後と大会前のグルコースのレベルを是非測ってみたいものだ。

小倉プロのWSOPの期間中の戦績をプロ・ポーカー選手専門ウェブサイトで見つけたので、これを参考にご紹介したい。【The Hendon MOB公式HP内Takashi Ogura】

小倉孝プロ『熱きラスベガスでの参戦記録』

2018年6月3日、WSOP、$365 Pot Limit Omaha Giant(Event #11)、第156位、賞金$1,352
2018年6月16日、WSOP、$1,000 No Limit Hold'em Double Stack(Event #34)、第338位、賞金$2,819
2018年6月18日、WSOP、$1,500 No Limit Hold'em(Event #37)、第94位、賞金$2,873
2018年6月18日、DeepStack Championship、$1,600 +55 No Limit Hold'em、MSPT #75、第16位、賞金$36,043
2018年7月2日開始、WSOP、$10,000 No Limit Hold'em、Main Event Championship(Event #65)、第222位（WSOPサイトでは218位）、賞金$49,335

まだWSOPもDeepStack Championship Poker Seriesもトーナメントは幾つも残っているので、まだ全て終わった訳ではない。小倉プロにはまだまだ頑張って欲しい。