「ベガスで食べるなら、やっぱりバフェ」Vol.1 スターリング・ブランチ
ラスベガスで食事は何が良いかな?色々食べたいけど、何が美味しいだろうかな?となれば、地元の民としては、やはり、「バフェ!」だと言う返事が返ってきますね。元々、ラスベガスはバフェのレストランが何処のカジノ・ホテルにもあり、時間の無いギャンブラーやベガスで行きたいところがいっぱいある人などは、席に付けば、すぐ食べられる、メニューからオーダーしなくても良いので外国人にも受けが良い、などの理由から、ベガスと言えばバフェだ!が定番になっています。私がまだ州外に住んでいて、ラスベガスへ遊びに来るようになった今から30年程前は、カジノへの集客の為にバフェの値段を極度の安値で提供しているカジノ・ホテルが沢山ありました(それが楽しみでベガスに来てたんですが)。中でもサーカス・サーカスでは、朝食が$1.99、昼食$2.99、夕食$4.99でした。お味の方は、決して美味しいものではありませんでしたが、その頃のラスベガスは今のようにレストランにあまり力をいれておらず、バフェ、ステーキハウス、とカフェの3つがあるぐらいで、徐々に中華料理店も出現してくるぐらいでした。中華料理をカフェのメニューに入れてサーブしている、何か「テストケース」のような事もよくみかけました。勿論、その頃から豪華で高額なバフェも存在していました。シーザーズパレスのバフェでは、日曜日がシャンペン・ブランチとなっており、追加料金でロブスターも出てきました。
もう一つ、同じく30年以上も続いている日曜日のブランチがあります。その頃のハイローラーたちは、バリーズにあるスターリング・シャンペン・ブランチへ日曜日に行くのが常だったようです。もっぱらラスベガスへくる国内のお客様は金曜日の夜にラスベガスに着き、日曜日の午後に帰るのが最も多いパターンとなっていて、一緒に来ている奥方やガールフレンドが「最後の日ぐらいは良いもの食べさせてよ!」と言うことで、このバリーズのスターリング・シャンペン・ブランチを堪能してから帰路に就くといった感じでしょうか。現在は、一人のお値段が$99ですが、レストラン内のバフェ・ラインに並ぶバラエティに富んだ超高級な食事の数々をご覧になれば、その値段に納得、いや、寧ろ「お値打ち」に感じられます。
シャンペン・ブランチと呼ぶからには、シャンペンも安物は出しません。ペリエジュエです。それも飲み放題です。グラスの半分も空けると、サーバーさんがじゃんじゃん注ぎに来てくれます。オレンジジュースとシャンペンをミックスして「ミモサ」というのも粋なものでしょうね。(申し訳ないです、ペリエジュエは「エポック」ではありません)
営業時間
- 日曜日のみ 9:30-13:30
場所
- バリーズ内 BLTステーキハウス
値段
- 大人$99、子供(7歳から10歳)半額、6歳以下はフリー
- プラス消費税が8.25%付きます。
- チップは含まれていませんので、サーバーさんのサービス次第で。
名称
- 「スターリング・ブランチ」
- 「シャンペン・ブランチ」
- 「ロブスター・バッフェ」
- 「ラスベガスで最も高いバッフェ」
などと呼ばれています。
予約
- シーザーズ・エンターテイメントのHP、 予約は希望日時をいれて[Find a Table]から
- 電話:(702) 967-7258
バフェではありますが、予約を受け付けています。2か月前から一杯になっています。予約は、702-967-7258へ電話をすると、夜でしたらレストランへ、レストランの営業時間以外はシーザーズグループ全店のレストラン予約課へ廻されます。又は、ホームページから入れるのですが、ラスベガスに着いてから予約を入れようとすれば、まず「満席」ですと言われることが多いのです。しかしながら、諦めずに実際にそのレストランへ赴いて予約を入れられることをお勧めします、又は、日曜日の午前中に予約なしでレストランへトライしてみても良いかもしれません(30分から1時間待つのは覚悟で)。ですが、出来るだけ予約を早めにしておく事をお勧めしますが。レストランは「スターリング・バフェ」ではなく、「BLTステーキハウス」のレストランを使用して日曜日のお昼だけ「スターリング・バフェ」として営業しています。私も電話で予約を入れようとしましたが、「満席」ですと言われ、日本からの友人と「飛び込み」で日曜日のお昼12:30頃に参上。20分程待ちましたが、入れてもらえました。
お品書き
- メイン・ロブスターの尾
- アラスカン・キング・クラブの足(又は、アトランティック・キング・クラブの足)
- ストーン・クラブの爪
- エアライン・チキン
- キャビア
- オイスター
- ラック・オブ・ラム(骨付きラム肉のロースト)
- プライム・リブ
- 丸ごとベーコンを厚さリクエストをしてスライスしてもらえる
- すし(握りと巻物)
- トリュフ入りマッシュポテト
- バナナ・ブレッドプディングのフレンチトースト
- オムレツ・ステーションにて、オーダーメイドの出来立て温かオムレツ
- デザート各種
- その他、生野菜サラダ、パスタ・ステーション、ジャンバラヤ、ガンボなど
- グルテン・フリーも特別頼めるようです。
- シャンペン飲み放題の他、ブラッディ・メリー専用のバーもあり、オーダーメイドできます。
*エアライン・チキンは飛行機の機内食と言う訳ではありません。
お値打ち度比較
- ストーンクラブは、フロリダ州の南海岸を産地としていて、ラスベガスにもこのストーンクラブで有名なフロリダ出身のレストラン「ジョーズ・シーフード・プライムステーキ・ストーンクラブ」がフォーラムショップにあります。ここのストーンクラブはミディアムサイズのもので7個が49.95ドルです。
- 因みに、アラスカンキングクラブは1パウンド(453グラム、4本ぐらい)で69.95ドルで出されています。微妙に種類が違うのかもしれません。
- ロブスターはキング・オブ・シーフードとアメリカでは言われています。ここではその中でも一番有名なメイン・ロブスターを使用しています。ネットで調べて、4尾で72.00ドルが一番安いものでした。
時間制限
- 無し
服装
- カジュアル
一押し
評価
- スターリング・ブランチの評価は
☆☆☆
【評価基準】
☆行かなくても良いですよ! ☆☆行っといて損はない! ☆☆☆必ず行くべきだ!