「ラスベガスの隠れた宝物」その7、タバコの箱アート「Art-O-mat®」(アート・オー・マット)自動販売機(コスモポリタン)
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ラスベガスに何度も足を運んだラスベガス通でもここにご紹介する「隠れた宝物」はまだ見つけたことないかも知れませんよ。この「ラスベガスの隠れた宝物」をシリーズでご紹介させていただいております。
今回はいきなりスキップで「その7」として、タバコの箱サイズのアートを自販機で購入できる「Art-O-mat®」(アート・オー・マット)です。
アート・オー・マット(コスモポリタン・リゾート)
このArt-O-Mat®へのインスピレーションは、芸術家クラーク・ホイッティントン氏が、友人のセロハン紙を触る時に生じる「クシャクシャ」という音をたてた事に対する「パブロフ型反応」として浮かびました。友人に、誰かがスナックの袋を開けた音を聞くと、彼も、それが「欲しい」という制御不可能な願望を持ったからでした。
1997年、クラーク氏は、ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムにあるペニー大学近辺の地元のカフェで単独でアートショーを催しました。そこで、彼は、最近使用禁止となったタバコの自販機を使って最初のArt-O-matを作成しました。そのタバコの自販機は、他の12の絵画と共に展示されました。その自販機でクラーク氏の作った白と黒の写真が貼ってあるブロックを$1で売っていました。これが今では、アメリカ全土に広がり、145以上の古いタバコの自販機として、美術館、カフェをはじめ、ホールフーズのスーパーなどでも置かれるようになり、「タバコサイズのアート」を販売するようになったと言う訳です。
きっと今の若者にはこの「タバコの自販機」自体が何だかわからないですよね。でもアートの自販機って珍しい!版画のブロックをここで売ってもいいですね!
→アートの一覧画像はこちらから
自分の芸術性に自信のある方、応募も募ってます。詳しいお問い合わせは、メールでclark@artomat.org
→アートに関する詳細はこちらから(英語のみ)
ラスベガスの「隠れた宝物」シリーズ
ここでご紹介している内容は作品の副次的な視点提供を目的として引用しています。
著作権は作者及び出版社に帰属しています。
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