アンテロープキャニオン ツアー参加!ラスベガスから車で5時間

アンテロープキャニオン ツアー参加!ラスベガスから車で5時間

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ラスベガスから約435キロの北東に位置する
アンテロープキャニオン
グランドキャニオンに次いで、ラスベガス発の人気の自然絶景名所の一つです。

グランドサークルと呼ばれる大きな円の中に点在する「大自然の名所の群れ」がこのユタ州南部とアリゾナ州北部にありまして、その州境にコロラド川でつながるパウエル湖を中心に半径約225キロの円の中に多くの名所があります。
私のスマホの待ち受け画面は、写真家Peter Lik氏の「ゴースト」ですが、この写真が撮影されたのが、今回ご紹介させていただいているアンテロープキャニオンの「谷間」の中です。「大自然が創り出した最高の芸術」と例えられる程、天井の岩の隙間から差してくる太陽の光が岩肌に反射して醸し出す「最高の芸術」は、インスタ映えする景色ばかりで、この「谷間」の中を皆さん歩いて見て回ります。肉眼で見える色と、写真になった色とはかなりの相違があったりして、とても面白いです。【右上の画像は私のiPhone6で撮影】

目次

丁度、正午前後の日差しが最高と聞いて、午前11:00からのアッパーのツアーに参加。アンテロープキャニオンはアッパーとロウア―の2つに分かれていて、ロウア―の方は、午後3時からのツアーにしました。

グランド・サークルの中には、グランドキャニオン国立公園を初め、ザイオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャピトルリーフ国立公園、モニュメントバレー、セドナ、アンテロープキャニオンなど、それぞれ特徴を持った必見の大自然だらけで、ラスベガスから結構手軽に行けますので、是非ともこの絶景を体験されてはいかがでしょう。セドナが最強ですが、それぞれがパワースポットとしても愛されてますね。

ラスベガスから435キロの道のり

ラスベガスから435キロ、のらりくらいと約5時間

  • ラスベガスを朝4時に自家用車で出発
    インターステート15号線を北へ「ソルトレイクシティ」方面へ。
  • バージン・リバー・ゴルジ
    お日様が出ているときのドライブですと、ラスベガスから1時間半程のメスキート市(ネバダ州)をちょっと超えてアリゾナ州をかすめて、ユタ州に入る少し前でバージンリバー・ゴルジと言う渓谷が出てきいます。「これ、グランドキャニオン」?とグループの誰か一人が必ず聞きますが、ここはグランドキャニオンではありませんです。つながっている?かもしれないので、私は、「ここはグランドキャニオンの腹違いの兄弟」と説明してます。
  • 【少々昔の写真】↑↑↑

  • ハリケーンの町の中でトイレ休憩とカフェイン補給を取りました。
    セントジョージ市を超えて、ハリケーンの街にきたら15号線をおりてユタ州道9号線に入ります。ここでだいたいラスベガスから2時間30分位ですね。
  • コロラドシティを通過して
    ユタ州道389号線でフレドニア方面へハリケーンの町でユタ州道59号線へ。ここら辺りでラスベガスから約3時間30分、約305キロです。
  • 【ひまわりが雑草の如く道路際にびっしりと咲いてます】
    【このような景色を見て、グランドサークルに入った気になります】

  • フレドニアの町に入る
    小さい町(集落かな)ですので、速度制限が急に変わったり、うかうかしてると曲がる道を見逃しますのでご注意。国道89号線ALTを左折して、カナブ方面へ走り、アンテロープキャニオンがあるペイジの町へと向かいます。GPSやスマホのマップで誘導してもらうと、住宅街を走らされたりしますが、大丈夫です。合ってます。

ローンロック Lone Rock (パウエル湖)

敢えて、「独りぼっちの岩」と訳したくなるような、一つだけポツンとある岩がパウエル湖に突如出現しますので、この辺りは左側に見えてくる湖をチラッと。「Lone Rock☛」のサインが道路にありますので、それが見えたらすぐにスピードを落として最初に左折できる道を曲がると向こうに公園入口の料金ブースが見えてきます。もし曲がり損じたら、1分程走ると、左側にガソリンスタンドが出てきますので、そこへ入ってUターンしても良いかも。そこのガソリンスタンドにちょっと珍しい肉のジャーキーが売ってますよ。
*パウエル湖の公園内に入るのに自家用車1台につき$25のグレン・キャニオン国立レクレーション地域の7日間パスが必要となります。

グレン・キャニオン・ダム Glen Canyon Dam (コロラド川)

ペイジの町の直ぐ前に、グレンキャニオンがあり、コロラド川とパウエル湖の水をせき止めるようにしてグレン・キャニオン・ダムがあります。ここに掛かる橋を渡ると、アンテロープキャニオンがあるペイジの町に到着です。ラスベガスから約5時間ちょっと、435キロです。

ホースシューベンド

アンテロープキャニオン到着のほんの数キロ手前で、これも定番なんですが、ホースシュー・ベンドに寄ってからいきました。中国の長江や金沙江などの河川のUターン程のスケールの大きさはないですが、コロラド川が馬蹄形のような形でUの形をしている「ホースシューベンド」も絶景です!

このUターンの右上の方に、先程のグレンキャニオン・ダムがあります。

↓ラフトやボートで川下りを楽しんでいますね。今度はこれに挑戦しようっと!

ラスベガスに来たら、飲む、打つ、買う、ですよね。
◇「飲む」は、現在のラスベガスのクラブ・シーンの凄まじい賑わい方!超有名どころのDJが、挙ってラスベガスで頑張ってますね。
♧「打つ」はカジノでギャンブル。近年、若者達の「飲む」への偏り、ポーカー・ブームの冷却化やスロット離れ、中国人ハイローラーの激減など、カジノ産業だけに頼れなくなったラスベガスでの多様化が、新たなラスベガスを改革しているようでこれから面白いですよね。その昔、ヘイゴがラスベガスに通い始めた頃(約30年前)は、カジノの儲けが良かったせいで、夕食のバッフェが$5以下で楽しめたのですが、もうそんな時代は来ないようですねって嘆いてました。
♤「買う」は、ラスベガスでは、やはりショッピングですね。高級感溢れるブティックが立ち並ぶ高級ホテルや、ファッションショー・モールのような巨大なショッピング・モール。それにアウトレットも北と南にありますし、Ross、Marshalls、TJ Maxxなどのディスカウントショップも豊富にあります。IKEAもあるし、CostcoやSam's Clubのようなメンバーシップ・ウエアハウス店での「アメリカ買い」を楽しむのも面白いのでは。
♡ラスベガスには、もう一つ、飲む、打つ、買う、以外に「体験する」がありますよね。ダウンタウンのアーケード内にあるジップラインに始まり、グランドキャニオンやアンテロープキャニオンなどの大自然に触れたり、スカイダイビングで砂漠景色を堪能しながらフリーフォールを体験したりできますよ!

アンテロープキャニオンのアッパーとロウア―へ!


↑↑アンテロープキャニオンの「谷間」の入り口。

ここアンテロープキャニオンはナバホ・インディアンの居留地です。ナバホ部族は「ナバホ・ネーション」と呼ばれる自身の政府があり、警察などもナバホ部族警察です。1988 年に連邦政府の特例により、各部族のカジノ経営が許されるようになり、ナバホ部族もいくつかのカジノを運営しています。

原住民族ナバホ族は、この地を「水が岩を流れる場所」と呼び、アンテロープ(カモシカ類)や彼らの家畜(今回はロングホーン牛に出くわしました)などを放し飼いして、冬場は寒さを避けるためキャニオン内に住んでいました。
このあたり一帯は砂漠気候のため、1年中乾燥していますが、モンスーンの時期になると、スコールが瞬時に鉄砲水を起こし、一気にアンテロープキャニオンに流れ込むようになっていて、その水の勢いで内部の岩の幻想的な形状を作り出しています。この辺りは、もともとコロラド台地の一部であり、ロッキー山脈が隆起してきた際にできたと言われています。一時的に(何万年単位ですが)隆起した台地を流れていく水が、柔らかい砂岩を侵食してこのような幻想的な模様を自然な岩で創造されたものです。

アンテロープキャニオン アッパーツアー

  • 全長は約7.5キロ
  • 約1時間30分
    *ツアーの際、全長7.5キロ全ては歩きません。

アンテロープキャニオンはアッパーキャニオンとローワーキャニオンに分かれていますが、観光客にはアッパーキャニオンの方が圧倒的に人気があるようで、予約なしで来た人たちは明日に回されてました。

まずは、このような改良したトラックに乗せられて、町中からナバホ部族のみが入る事のできる区域へ。ナバホ部族直営のツアーに参加しないと見学できないようになってます。


元々の軍用車両を払下げして使用している観光客運搬用トラック。


この割れ目からアンテロープのアッパー・キャニオンがスタートします。


写真中央がナバホ族の案内人さん。

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アンテロープキャニオン ロウアーツアー

  • 全長約12・5キロ
  • 約1時間30分

ロウワーの方は、現在では階段などが設置されて比較的訪れ易くなっていますが、鉄製の階段が取り付けられる以前は、キャニオンを訪れるために一定の場所をロープやはしごでロッククライミングのように登り下りをしなくてはならなかったため、利用者に限りがありました。階段が設置されている現在も、長く狭い場所が多い上、全体を通して足場が悪いなどアッパー・アンテロープキャニオンと比べて散策が困難である点からも、アッパーの方が人気が高い?ようです。私が同行したグループは、皆ロウアーの方が素晴らしいと言う意見になりましたが。




1931年にナバホ族の羊飼いの少女が巨大な大地の割れ目を発見し、それが現在のロウアーのアンテロープキャニオンです。 その後まもなくして、現在アッパーと呼ばれる巨大な山の裂け目が発見されました。1990年台になってようやく一般公開となり、観光名所となりましたが、それ以前は、ナショナルジオグラフィックや、大学のリサーチ、政府関係の人のみがナバホ族の同伴で足を踏み入れることができました。

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