クリスタル・クルーズ、2024年にカジノ再導入を計画

クリスタル・クルーズ、2024年にカジノ再導入を計画

最終更新:

クリスタル・クルーズ、撤退しているカジノを復活へ

ゲンティン香港の債務不履行からわずか1年後にA&Kトラベル・グループに買収された、豪華クルーズ会社クリスタル・クルーズは、所有している2つの客船、クリスタル・セレニティ、クリスタル・シンフォニーへカジノを再導入することを検討していると発表しました。報道によると、クリスタル・クルーズは現在、何らかの形でカジノを追加する可能性について、コンセッション業者と協議中だと言われています。

A&Kトラベルは、改装中の2つの客船からカジノを撤退していました。カジノは、「我々の考えでは、とても、とても巨大なスペースだった。あまりにも大きすぎる」と2022年にクリスタル・クルーズが破綻した際に、船といくつかの資産を買収したA&KトラベルのCEOであるクリスティーナ・リーバイス(Cristina Levis)氏は語りました。

発表されたプランによると、2024年にカジノは再導入される可能性があります、しかし、そのスペースは以前のカジノと比較すると小さくなる予定です。

ゲンティン香港によって運営されていたクリスタル・シンフォニーは、今年の初めにA&Kトラベル・グループの傘下に入り、新ブランド・コンセプト「Crystal – Exceptional at Sea」(Exceptionalとは「格別な」「並外れた」という意味)として 再スタートしました。

グループの新たなクルーズ、クリスタル・シンフォニーとクリスタル・セレニティは、アジア、オーストラリア、ニュージーランド、地中海、北欧、カリブ海などで就航します。

今年7月には、A&Kトラベルグループは事業を拡大するため、新たに4隻の客船を購入する計画を発表しました。同グループの客船セレニティとシンフォニーの再就航に続き、「野心的な成長計画」を掲げています。

報道によると、A&Kトラベルグループは2つのヨーロッパの造船会社と契約を結びましたが、まだ建設は始まっていないそうです。

4隻の船が建設される予定で、そのうち2隻が"クラシック船"、2隻が"エクスペディション船"(極地や秘境などを訪れるクルーズ船)となり、定員やアメニティの詳細はまだ発表されていません。

日本とも関りが深いクリスタルクルーズ

クリスタルクルーズは、アメリカロサンゼルスに本社を置き、1988年に日本郵政による設立された高級クルーズ会社です。2015年にゲンティン香港に売却されましたが、ゲンティン香港が2022年1月19日に会社清算を申請したことを受けて運航を停止しました。その後、2022年6月にA&Kトラベルグループが買収、クリスタル・シンフォニーとクリスタル・セレニティを改修し、2023年よりクリスタルクルーズブランドとして運行を再開しました。

日本では、クリスタルグループがA&Kトラベル傘下になってからは、日本で最初の外国船社代理店であるiCruiseが取り扱っています。ツアーの予約や問い合わせは、iCruise公式ホームページで確認することが出来ます。https://www.icruises.jp/crystal/index.html#anchor-concept

船内では本格的な日本食のサービスを味わうことができ、松久信幸氏プロデュースのレストラン「UMI UMA(ウミウマ)」で、豊かな日本料理文化とペルーの食材にインスピレーションを得た革新的な料理を堪能できます。

クリスタルクルーズは、アメリカの著名旅行雑誌「トラベル&レジャー」で19年連続して世界でも最も優れた大型客船クルーズ・ラインに選出され、高い評価を得ています。

まとめ

一度はカジノを撤退したクリスタルクルーズは、2024年から再びカジノを導入することを発表しました。クリスタルクルーズは日本の港に発着しませんが、日本郵船グループが所有する飛鳥ⅱなど、日本発着のクルーズ船がいくつかあり、そういった高級クルーズの船内にあるカジノで、日本ではまだ誕生していないカジノを体感することが出来ます。

参考元:Asia Gaming Brief

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

入金不要ボーナスはこちら!

おすすめのオンラインカジノはこちら!

入金ボーナスはこちら!

関連タグ