香港 違法オンラインカジノ運営で42名が逮捕

香港 違法オンラインカジノ運営で42名が逮捕

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香港で違法オンラインギャンブルを運営していた団体が逮捕

香港の警察は9月30日と31日に、2022年3月から稼動していたとされる違法オンライン・ギャンブル・プラットフォームを運営していたとして、合計42人を逮捕しました。この犯罪集団は、このプラットフォームを通して毎月平均2,600万香港ドル(約4億8,500万円)以上の賭け金を受け取っていた疑いがあります。

この情報は、香港警察サイバーセキュリティ・テクノロジー犯罪課のDicken Ko Tik警視正が地元メディアへの報告で明らかにしました。

またこの犯行グループは、2022年10月から今年の7月までの間、3億香港ドル(約55億9,200万円)近い不正利益をグループの手先の銀行口座を通じて"洗浄"したと見られている、と警視正は同じく地元メディアへ説明しました。

このプラットフォームを利用したギャンブラーたちは、資金移動に香港の金融決済システム"FPS(Faster Payment System)"を利用したり、もしくは暗号通貨を使って賭けを行っていました。また、このゲームはバカラ、ブラックジャック、スロットゲーム、スポーツベッティング(スポーツ賭博)などで賭けを行う事が出来ました。

香港の警察が明かしたとことによると、このゲームの利用者たちは、他の人物をこのプラットフォームに招待してギャンブルをさせることによって、報酬や"コミッション"を獲得することが出来たそうです。

このオンラインギャンブル・プラットフォームをサポートしていたサーバーは、警察の摘発を避けるために海外でホストされていた、と警察は述べています。このプラットフォームは、ウェブサイトと携帯電話のアプリの両方から利用することが可能でした。

このプラットフォームを運営していた犯罪グループは、香港に合計7つのオペレーションユニットを持っていました。カスタマーサービスの運営からテクニカルサポートの提供まで、それぞれのユニットが特定の業務を取り扱っていたと、警察は説明しています。

この調査は今も続いています。

共通点の多い日本と香港のオンラインゲーム事情

香港のギャンブル事情は日本と似ており、国内にランドベースのカジノは存在していません。また香港でも競馬やサッカーくじなどの一部の公営ギャンブルは存在しますが、基本的にはギャンブルは禁止されており、ギャンブルについて日本と似たような状況だと言えるでしょう。

日本では、海外のオンラインカジノライセンスを取得し、海外を拠点にし運営しているオンラインカジノでギャンブルをすることを罰する法律がないため、グレーな状態だと言われており、安全にオンラインカジノに参加することが出来ます。

しかしこの香港の事件と同じように、日本でも違法にオンラインカジノに関わり逮捕される事件が度々あります。今年2月には、新宿・歌舞伎町にあったインターネットカジノ店を営業していたとして、カジノ店店長ら男性8名を常習賭博容疑で現行犯逮捕したことを発表しました。

この店舗は、新宿区歌舞伎町2丁目の雑居ビル1階に入っていたネットカジノ店「SEXY」という名前で、計約180平方メートルの室内に客用のパソコン35台が設備されており、2005年11月以降、総額500億円近くを売り上げていた国内最大規模の店舗でした。

この店舗の売上が暴力団の資金源となっており、その売上がトラブルとなり事件が起こり、今回の摘発につながりました。

自宅のパソコンや個人のスマホからオンラインカジノに参加する事とは違い、オンラインカジノが出来る店舗でギャンブルをするというは、グレーではなく、明らかに違法なので、気を付ける必要があります。

まとめ

日本と同じようにギャンブルの規制が強い香港で、違法オンライン・ギャンブル・プラットフォームを運営していた犯罪集団が逮捕されました。日本でも違法にオンラインカジノ店を営業して逮捕されるという事件が起きているので、そういった場所には気を付けましょう。

参考元:GGRAsia、朝日新聞

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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