MLB新人王予想オッズ、吉田選手は差をつけられ2番人気に
吉田正尚選手はア・リーグ新人王予想二番人気
アメリカでは2018年に解禁して以来、大人気のギャンブルの一つとして定着しつつあるスポーツベッティング(スポーツ賭博)。その人気は、メジャーリーグも例外ではなく、優勝予想やその日の試合結果だけでなく、選手のタイトル争いにまで、賭けが行われています。
今年の日本人メジャーリーガーの目玉の一つとして、オリックスからボストン・レッドソックスに移籍し、メジャーリーグ1年目のシーズンを過ごしている吉田正尚選手の活躍があります。
日本が世界一に輝いた今年のWBCの活躍も新しく、日本では素晴らしい実績を残していますが、アメリカ・メジャーリーグでは1年目の選手の為、今年は新人王獲得の権利があります。シーズン前の新人王予想オッズは1番人気となっていましたが、シーズンも後半戦に差し掛かり、オッズに変動が出てきたようです。
以下、アメリカのスポーツベッティングサイトでの、ア・リーグの新人王予想オッズです。
名前 | FanDuel | DraftKings | BetMGM | Caesars Sportsbook |
---|---|---|---|---|
ガナー・ヘンダーソン(オリオーズ) | 1.26倍 | 1.27倍 | 1.25倍 | 1.25倍 |
吉田正尚(レッドソックス) | 7.0倍 | 6.5倍 | 7.0倍 | 5.0倍 |
トリストン・カサス(レッドソックス) | 8.0倍 | 6.5倍 | 8.0倍 | 6.0倍 |
タナー・バイビー(ガーディアンズ) | 24.0倍 | 21.0倍 | 23.0倍 | 16.0倍 |
ジョシュ・ヤン(レンジャーズ) | 49.0倍 | 41.0倍 | 51.0倍 | 41.0倍 |
全体では吉田選手が二番人気ですが、約5倍から7倍のオッズとなっています。それに対して、一番人気のヘンダーソン選手は約1.25倍のオッズで、現時点ではほぼ新人王獲得と予想する声が大きいようです。
ここまで差をつけられた理由の一つとして、リーグ最底辺の選手と比べてどれだけ勝利に貢献したかを示す総合指標WAR(Baseball Reference版)の数値が大きいと言われています。ア・リーグの新人選手の中で、ヘンダーソン選手はトップの2.5。それに対し、吉田選手は0.8という数字で13位となっています。
ヘンダーソン選手は主に三塁を守っており、打つだけでなく、守備、走塁にも長けた選手であり、バッティング以外のチームへの貢献力が高いことと比較し、吉田選手の場合は、守備でどれだけ失点を防いだかを示すDRSは-5で、左翼手ではMLBワースト3位となっており、守備、走塁の数字がヘンダーソン選手より劣ってしまっていることが不利となってしまっています。
しかし、吉田選手はヘンダーソン選手の最大の対抗馬となっています。まだシーズンが終わるまでどうなるかはわかりません。
日本でスポーツベッティングに参加するには
上記のオッズを紹介したのはアメリカのブックメーカー(スポーツなどの賭けを取り扱う企業)で、アメリカ国内からだけの賭けを取り扱っているため、日本国内から賭けに参加することは出来ません。
また、日本国内では公営ギャンブル以外の賭けは禁止されているため、totoなどのスポーツくじ以外で、スポーツの試合などに賭けを行う事が出来ません。
しかし、海外のオンラインギャンブルライセンスを取得し、海外に拠点を置き運営しているインターネット上のブックメーカーに、日本から参加したとしても、その行為を罰する法律はなく、日本にいながらもスポーツベッティングに参加することが出来ます。
ただし、気を付けないといけないことは、同じようにオンラインのスポーツベッティングでも、店舗にパソコンを並べオンラインカジノ店といったように営業している場所は、完全に違法なので気を付けないといけません。
例え海外のライセンスを取得しているサイトだとしても、競馬などの一部の例外を除く賭け事は日本国内では違法ですので、賭けをすることが出来る店舗である時点でそれは違法であり、参加者も罰せられてしまいます。
日本語サービスに対応している、世界各国で利用されている大手ブックメーカーも多くあるので、自分に合った条件のサイトから、安心してスポーツベッティングを楽しむことが出来ます。
まとめ
アメリカでは2018年からスポーツベッティングが解禁されて以来、MLBのタイトル争いも賭けの対象になっており、多くの注目を集めています。日本からも、インターネットを通して、海外のライセンスを取得し海外で運営しているブックメーカーを利用すれば、安全にスポーツベッティングに参加する事が出来ます。
参考元:GAMING TODAY