コナミ、ゲーミング&システム部門の利益が前年より大幅増

コナミ、ゲーミング&システム部門の利益が前年より大幅増

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オーストラリア市場拡大を目指しコナミと提携

電子カジノテーブルゲームのサプライヤーであるスピンテック社(Spintec d.o.o.)は、ゲームコンテンツ・機器メーカーのコナミ・オーストラリア社(Konami Australia Pty Ltd)と新たなパートナーシップを結び、オーストラリアとニュージーランドでスピンテック社の製品を販売することを発表しました。

スピンテック社はスロベニアを拠点に2010年に設立、世界に向けて電子テーブルゲームの開発、設計、製造、販売などを行っています。

スピンテック社はこの契約について「Spintecのオーストラリアとニュージーランド市場進出への重要なステップになります」と7月27日にプレスリリースを発表しました。

「両社は、このパートナーシップを結ぶことによって、これらの市場におけるそれぞれの事業の成長の礎となることを確信している」と付け加えた。

スピンテック社のチーフ・エグゼクティブであるゴラン・ミスクリン(Goran Miškulin)氏は、オーストラリア市場向け電子テーブルゲームの「開発と認証への投資」に続き、スピンテック社は同社の商品の流通にとって理想的なパートナーとなりとてもエキサイティングだと思っていると語りました。

またミスクリン氏は、「この契約により、私たちの製品の品質が証明されただけでなく、オーストラリアのような有望な市場での成長と拡大の新たな機会が開かれ、我々のビジネスにとって重要なマイルストーンとなりました。」

スピンテック社のゲーム製品には、ルーレット、シック・ボー(大小)、クラップス、ブラックジャックといったものがあります。

コナミ・オーストラリア社もこの提携を歓迎

コナミ・オーストラリア社は最初に、ニューサウスウェールズ州のクラブにスピンテック社の製品を提供します。スピンテック社とコナミオーストラリア社はオーストラリアの他の州へも流通させ、オーストラリアとニュージーランドのランドベースカジノ市場向けの追加製品の認証も計画しています。

スロットマシーンやカジノマネジメントシステムの開発・製造・販売を行うコナミオーストラリア社は、ラスベガスを拠点とする日本のエンターテインメント・コングロマリット(異業種同士の企業が合併、買収をして発展した企業体)である、コナミグループ傘下のコナミ・ゲーミング社の子会社です。

コナミ・オーストラリア社の商品開発担当ゼネラルマネージャーであるジェラード・クロスビー(Gerard Crosby)氏は、スピンテック社がパートナーになることを歓迎すると語ります。

クロスビー氏は「スピンテック社の電子テーブルゲームは世界でもトップクラスであり、オーストラリアでも大きな可能性を秘めています。我々は、オーストラリア市場におけるスピンテック社の販売目標を達成するための手助けができると確信しています。」と述べています。

スピンテック社の幅広い製品は、8月15日から17日に開催されるオーストラリア・ゲーミング・エキスポ2023のコナミブースで展示されます。

まとめ

家庭用ゲームやアーケードゲームで知られているコナミグループですが、カジノ向けのゲームの開発も行っており、1996年にオーストラリアで現地法人を設立して以来、世界中のカジノに向けて製品の製造や販売に関わっています。日本のカジノ誕生は早くとも2030年になると見られており、世界のゲーミング産業の中でも後れを取っていますが、コナミグループのように、世界各国のカジノに貢献している日本企業は少なくありません。

参考元:GGRAsia

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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