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大阪IR、2024年中の着工を予定 MGMリゾーツCEOが発言
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大阪IR、2024年中の着工を予定 MGMリゾーツCEOが発言

2024年中頃から後半頃から大阪IR建設開始の見込み

アメリカを拠点とするMGMリゾーツ・インターナショナルのCEO兼社長のビル・ホーンバックル(Bill Hornbuckle)氏は、日本で最初のカジノ施設となる、大阪IRの工事は"来年(2024年)の中頃から後半"ごろになる予定だと語りました。

ラスベガス・レビュー・ジャーナル紙のインタビューに対し、MGMリゾートのCEOは、グループが大阪IRの実施契約を秋に結び、来年の中頃から後半からの着工を望んでいる、と語りました。

「我々は2030年の開業を目指している」とホーンバックル氏は語ります。MGMリゾーツは、大阪湾に浮かぶ人口島・夢洲(ゆめしま)に開発されるこのIRを100億ドル規模のプロジェクトと呼んでいます。

大阪府知事の吉村洋文知事は、7月18日に報道陣に対して、予定していた2029年の開業は困難であることを認めました。そしてこの時に、吉村知事は、国による大阪のIR開発案の認証が遅れたことが、開業の遅れの原因の一つになったと述べました。

大阪のIR開発に関する区域整備計画は、2022年4月に国に提出され、今年4月14日に認証されました。

大阪とパートナーであるMGMリゾートとオリックスの間で結ばれる、IRの建設計画などを含む実施契約は、当初国から認証を得てから90日間以内に結ばれるべきでしたが、締め切りは両者の合意により延期となりました。

7月14日、大阪府と大阪市は、昨年2月に結ばれた、基本協定を事業者側が解除できる期限を9月30日までに延長することを発表しました。

また、ホーンバックル氏はラスベガス・レビュー・ジャーナル紙に対し、MGMグループは、「ゲーミングを誘致する大規模な(プロジェクト)であれば、全面的な調査を行う」と述べ、「特に日本とニューヨークは、我々が重点を置く場所だ」と語りました。

MGMリゾーツ、ラスベガス・サンズ、ウィンリゾート、ゲンティン・マレーシアを含むアジアに拠点を持つ、大手ゲーミング事業者たちは、ニューヨーク州ダウンステートのカジノライセンスの入札に参加しています。

証券会社のCBREは、今年の初めに、ニューヨーク州でカジノ施設を運営しており長い歴史を持つ、MGMリゾーツとゲンティン・グループが、ダウンステートのカジノライセンス3つの内2つのを獲得する最有力候補だと示唆しています。

大阪IRの開業は2030年に延期が確定

当初大阪IRは、2029年の秋から冬ごろの開業を目指しており、国へ提出されたIR開発に関する区域整備計画にも、そのように記されていました。

しかし、国による区域整備計画の審査が予想していたよりも時間がかかったことにより、大阪IRの2029年の開業は難しいのでは、という可能性は噂されていました。

今月に入り、吉村大阪府知事が2029年の開業は困難であり、2030年開業になると明言。そして、MGMリゾーツのCEOであるビル・ホールバック氏も、ラスベガス・レビュー・ジャーナル紙の取材に対し、2030年の開業を目指していると語りました。ホーンバックル氏は、5月の決算会見の際にも、「おそらく2030年の第1四半期(1月から3月)か第2四半期(4月から6月)の開業になるだろう」とコメントを残しており、2030年の延期の可能性は強いのではと見られていました。

吉村大阪府知事も2030年の開業を示唆し、ホーンバックル氏も2030年の開業を目指しているコメントを残していることから、具体的な時期は明らかにされていませんが、現時点では、2030年の開業を目指すことが決定的だと言えるでしょう

まとめ

吉村知事が大阪IRの開業が2030年になるという発言があったことが、各報道機関で取り上げられましたが、今回、大阪IR運営会社の中核になるMGMグループのトップからも、来年の中頃ぐらいから建設が始まり、大阪IRの開業が2030年になる可能性が高いことが明言されました。

参考元:GGRAsia

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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