韓国カジノの回復率、海外からの旅行客訪問数の回復を上回る

韓国カジノの回復率、海外からの旅行客訪問数の回復を上回る

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日本からの観光客は回復傾向にある

日本人と中国人の観光客による、韓国の外国人専用カジノ来場者率が回復傾向にあることは、必ずしも、それらの国から韓国旅行に来る数が回復していることと関係があるとは限らないということが、第2四半期の数字からわかったと、アジアのカジノ関連のニュースを取り上げる海外サイト"GGRAsia"の調査で分かりました。

しかしながら、2つの主要事業者によってGGRAsiaに提供された外国人顧客のデータは第2四半期(4月から6月)のものであり、韓国政府による渡航データは2023年の6月が入っていない、1月から5月までのもので、完全に直接的な比較をすることはできません。

韓国への主なインバウンド需要の中で、日本からの旅行客は、中国本土や香港からの旅行客と比較して、2023年1月から5月の間でより多くの割合となっており増加しています。

韓国の国土交通省が最近発表した声明によると、今年1月から5月までの中国本土と韓国間の航空旅客数は120万人強でした。この数字は、2019年1月から5月にかけてのコロナ禍前の718万人強の航空旅客数からわずか16.7パーセントの回復率でした。

そして香港からの航空旅客数は35.3パーセントの回復率、マカオは7.3パーセントでした。

一方、日本から韓国への1月から5月間の訪問者数はコロナ禍前の74パーセントでした。そして、フィリピンからは72.6パーセント、シンガポールは139.4パーセント、ワイワンは60.6パーセント、タイは84パーセント、ベトナムは83.5パーセントでした。

日本人VIP客は100%を超える回復率になる

3つの外国人専用カジノ(2つがソウル、1つは釜山)を運営しているグランド・コリア・レジャー(Grand Korea Leisure Co Ltd)が発表したデータによると、今年第2四半期に訪問した中国人旅行客は7万9281人であり、それと比較して2019年の第2四半期は25万5101人で、わずか31.1パーセントの回復率でした。

その数字と比較して、日本人がグランド・コリア・レジャーのカジノに同期間訪れた数は4万4877人で、2019年の第2四半期は8万5186人で、52.7パーセントの回復率でした。

しかし、2023年第2四半期のグランド・コリア・レジャーへ来場した中国人VIP顧客は1万1272人で、1,590億6,000万ウォンでした。2019年の第2四半期と比較すると、1万5032人の顧客で、2,573億8,000万ウォンでした。2023年の中国人VIP顧客の使用金額は2019年の61.8パーセント、来場者数は75パーセントの回復率でした。

そして、2023年第2四半期のグランド・コリア・レジャーへ来場した日本人VIP顧客は9,265人で、使用金額は2,361億4,000万ウォンでした。同時期の2019年は1万1,810人で、2,748億9,000万ウォン、回収率はそれぞれ78.5パーセント、85.9パーセントでした。

パラダイス社はソウルに2カ所、釜山に1カ所、済州に1カ所のカジノ施設を所有しています。2023年第2四半期の期間に来場した中国人VIPは5,600人で、使用金額は1,993億1,000万ウォンでした。2019年第2四半期と比較すると、来場者した中国人VIPは1万1335人、使用金額は4744億ウォンで、2023年の回復率はそれぞれ42パーセント、49.4パーセントとなりました。

しかしながら、2023年第2四半期の期間、パラダイス社のカジノに日本人VIP客が来場したのは1万7982人で、使用金額は6,579億1,000万ウォンとなりました。2019年の第2四半期は2万2323人で、使用金額は6,375億8,000万ウォンであり、2023年の回復率はそれぞり103.2パーセント、80.6パーセントとなりました。

まとめ

今年1月から5月までの日本から韓国への旅行者数は、コロナ禍前と比較し、74パーセント回復しています。しかし、グランド・コリア・レジャーの運営するカジノの回復率は52.7パーセントと少し下回っています。しかし、パラダイス社のカジノへ訪れた日本人VIP客は、コロナ禍と比較して103.2パーセントと大きく回復しており、韓国のカジノ産業において、日本人客が大きな影響を与えていることがわかります。

参考元:GGRAsia

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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