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大阪IR運営会社MGM、フォーブル世界企業番付で業界トップに

MGMリゾーツがライバル会社を抑え、業界内トップに

MGMリゾーツは、フォーブル誌が発表する、世界最大のホテル、レストラン、レジャー会社の2023年ランキングにて、売上高141億ドル(約1兆9,803億円)、市場価値157億ドル(約2兆1,857億円)と推定され、ランキング5位を獲得しました。MGMリゾーツは、フォーブル・グローバル2000にて147位順位を上げ596位となりました。

MGMリゾーツは、ラスベガスを中心としたアメリカ国内、マカオで統合型リゾートを運営する業界最大手の会社ですが、オリックスと共に大阪IRを運営する会社として日本では知られています。

ライバル企業であるラスベガス・サンズは、売上高53億ドル(約7,383億6,723万円)、市場価値471億ドル(6兆5655億)でホテル、レストラン、レジャー会社のランキング17位、総合ランキングで1293位。また、ギャラクシー・エンターテイメントグループは、ホテル、レストラン、レジャー会社のランキングで20位、そしてフォーブル・グローバル2000では売上高10億7,000万ドル(約1,499億4,395万円)、市場価値は300億ドル(約4兆1,800億1,950万円)で1,170位であり、ライバル企業たちを抜き、ファーブル誌の世界企業番付で業界内トップとなりました。

マカオのカジノ運営会社である、メルコリゾーツ、ウィン、SJMはフォーブル・グローバル2000にランクインしませんでした。

フォーブル誌は、売上高、利益、資産、株式市場価値から算出される複合スコアに基づいてランキングを作成しています。

その他、ランキングに入ったギャンブル関連企業は…

その他のランキングに入ったギャンブル会社は、フラッター・エンターテインメント(Flutter Entertainment)があります。フラッター社は、"Betfair"、"FanDuel"、 "Paddy Power"といったブックメーカーを運営をしており、売上高95億ドル(約1兆3,296億112万円)、市場価値344億ドル(約4兆8,138億8,190万円)で、専門ランキングは13位、グローバル2000では239位上昇の1,077位となりました。

そして、アメリカを拠点とし、ラスベガスなどでカジノを運営するシーザーズ・エンターテイメントは、売上高114億ドル(約1兆5,937億3,690万円)、市場価値96億ドル(約1兆3,381億6,560万円)で、専門ランキングは16位、グローバル2,000では1,280位を獲得しました。

また、オーストラリアを拠点とし大手スロットマシンメーカーであるアリストクラート・レジャーは、売上高40億ドル(約5,575億6,900万円)、市場価値166億ドル(約2兆2,640億4,800万)で、専門ランキングは19位、グローバル2,000では33位順位を上げ1,611位となりました。

世界最大のクルーズ運営会社カーニバル・コーポレーションは、売上高150億ドル、市場価値126億ドル(約1兆7,458億7,780万円)で専門ランキングは9位、グローバル2,000では959位となりました。同じクルーズ会社のロイヤル・カリビアン・クルーズは、売上高107億ドル、市場価値193億ドル(約2兆7,011億8,965万円)で、専門ランキングでは12位、グローバル2,000では1,052位にランクインしています。

まとめ

MGMリゾーツはラスベガス、マカオのカジノ運営会社として知られていますが、何よりも、我々日本人にとっては、大阪IRの運営会社としてここ数年はなじみのある会社です。フォーブル誌のランキングで、ライバル企業達を抑えカジノ関連会社の中でトップとなり、大阪IRの運営や資金調達について、より安心できる結果となりました。

参考元:Asia Gaming Brief

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