韓国仁川建設中のIR「RFKRリゾート」完成までに15カ月

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韓国仁川建設中の新IR、完成までに遠い道のり

日本から一番近いカジノといえば、韓国・仁川にあるパラダイスカジノです。成田空港から約2時間半のフライトで仁川国際空港に到着し、空港からパラダイスシティへはシャトルバスが出ており、わずか約3分で到着します。国内旅行感覚で、気軽にまだ日本にはないカジノを体感することができます。

そんな日本からも近い仁川には、パラダイスシティの他にも現在建設中の統合型リゾートが二つあります。一つは「モヒガン・インスパイア」で、今年9月のオープンが発表されています。そしてもう一つが「RFKRリゾート」です。モヒガン・インスパイアは順調に建設が進んでいますが、RFKRリゾートの方はあまり順調とは言えない状況のようです。

韓国仁川で建設中の外国人専用カジノプロジェクト「RFKRリゾート」は、完成まで約15か月かかり、さらに、まだ確定していない事務手続きも残っています。

このスケジュールは、アジアのカジノ関連ニュースを取り上げる海外ウェブサイト「GGRAsia」が、プロモーターであるR&Fコリアへ取材を行い確認されました。

代表者は、提案されている建設の予定案は、カジノ産業を管理する文化スポーツ観光省に提案済みだと語りました。また、工事期間の15ヶ月というのは、事務的な作業に必要な時間を考慮していないとのことです。

「我々は、工事の再開のため、現在準備と再調査を行っている最中です。そして、文化スポーツ観光省へ三か月ごとに報告を行っています。」と、R&Fコリアの代表者は名前を伏せ、取材に対応しました。

4月下旬、韓国政府はGGRAsiaに対し、R&Fコリアは三か月以内に建設を再開しなければ、第1フェーズ開業期限の12か月延長を再考する可能性があることを確認しました。

第1フェーズ開業の期限が2024年3月17日まで延長された条件は、いくつかの点に及びます。

その内容は、工事を7月までに再開できることを証明する、カジノ運営プランとカジノ運営パートナーの証明を12か月以内に提出すること、同じ期間に投資誓約書を提出する事、三か月ごとにRFKRによる海外直接投資の証拠を報告することでした。

資金調達に苦心

また、R&Fコリアの代表者はGGRAsiaに対して、カジノリゾート計画の完成に向けた資金調達の過程についても語っています。

カジノリゾート計画は海外企業から投資提案を受けており、そしてまた、韓国を拠点とする投資家を探している、とも述べています。

また、現在このプロジェクトを建設している場所の近くの土地を一区画売却することによって、追加資金を確保する予定です。R&Fコリアは既に、元々住宅マンションを建設する予定だった土地を売却しています。

「この工事の遅れは珍しいことではなく、韓国ではこのような資金問題による遅れは一般的です。いくつかの有名な建物は開発に15年かかっている」と取材に答えた人物は話しています。

RFKRリゾートを建設している地域を代表するある政治家は、GGRAsiaの取材に対し、永宗島(ヨンジョンド、仁川がある島)をカジノが集まっている地域として推進するため、この地域を放置すべきではないと語っています。

まとめ

大阪IRの開発が政府から認証を得て、日本初の統合型リゾートへ向けて計画が進んでいますが、韓国仁川では2つのIRプロジェクトが現在進行中で建設が続いています。モヒガン・インスパイアについては、順調に工事も進んでおり完成が近いと報じられていますが、RFKRリゾートについては建設は一時中断しており、その計画があまり進んでいないことが度々報じられています。その原因としては、資金調達に難儀していることが理由の一つにあります。長崎IRが政府から認証されず審査が続いている理由の一つとして、資金調達が不安視されているのでは、と推測されていますが、RFKRリゾートの状況を見ると、資金調達の大切さがよくわかるような気がします。

参考元:GGRAsia

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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