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ユニバーサル、パチンコ機売上は不調だが、IR事業は好調
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ユニバーサル、パチンコ機売上は不調だが、IR事業は好調

パチンコ・パチスロの売上が下がる

フィリピンの統合型リゾート「オカダマニラ」の運営会社をグループの一員に持ち、パチンコ・パチスロの製造メーカーであるユニバーサルエンターテインメントは、第一四半期の純利益が、前年同期比64.8パーセント減で29億4千万円、アミューズメント機器部門の売上高は31.4パーセント減で114億5千万円だったことを発表しました。

グループは、パチンコ店での取り扱いがパチスロ機にシフトしていることが影響していると言及し、パチンコ台の販売台数が年間12,836台減少し、24,903台となりました。

このシフトは結果として、「長らく低迷していたパチスロ市場が着実に回復している」ことがわかりました。グループは、すでに第二四半期に向けて、6.5号機の導入やスマートパチスロ機の開発により50,000台の発注を受けていると述べており、「パチンコ・パチスロ機の市場拡大を期待している」と語ります。

統合型リゾート運営は好調

グループの統合型リゾート運営に目を向けると、売上高が前年同期比113.8パーセント増加の241億1千万円となり、調整後EBITDA(Earnings, Before, Interest, Taxes Depreciation, Amortizationの頭文字を取り、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益を指し、企業評価の指針の一つにになります。)は226.2パーセント増加の79億2千万円となりました。

グループは、「第一四半期中(1月から3月)に、フィリピン人だけではなく、海外からの来場者も徐々に増えており、業績が好調に推移していきました。」

またグループは、「ゲームビジネスへ幅広い現地客層を取り込むため、フィリピン国内でプレイできるオンラインゲームの売上を増やす必要がある」とルソン島(フィリピン諸島で一番大きい島)以外の地域でも新しい顧客を求めていると述べています。

そして、日本、韓国、タイなどのアジア諸国でのマーケティング活動を積極的に幅広く行い、より多くの外国人利用客を取り込むことを目標としています。

第一四半期において、オカダマニラへの来場者数は146万人となり、前年同期比(2022年1月から3月)の2倍の数となりました。

ゲーム総収入は、115億7,000万フィリピン・ペソ(約279億7910万円)で、その内訳はVIPテーブルゲームが45億フィリピン・ペソ(約110億9,210万円)、マステーブルゲームが31億5,000 万フィリピン・ペソ、ゲームマシンが39億フィリピン・ペソとなっています。

オカダマニラ施設全体の、第一四半期の総売上は126億フィリピン・ペソ、調整後セグメントEBITDAは33億2,000万フィリピン・ペソでした。

この第一四半期で、グループ全体の売上高は355億円で、前年同期比28パーセントの増収となりました。前年と比較し、日本国内で展開しているパチンコ・パチスロ事業では売り上げが下がりましたが、フィリピンで運営しているオカダマニラの業績は好調で、グループ全体を見ると売り上げは前年より大きく増加した結果となりました。

まとめ

ユニバーサルエンターテインメントは、日本のパチンコ・パチスロの大手製造メーカーですが、グループ会社であるタイガー・リゾート・レジャー&エンターテイメント社(TIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC.)がフィリピンで「オカダ・マニラ」を運営しています。パチンコ、パチスロ事業は苦戦していますが、フィリピンでのIR事業は好調で、グループ全体では黒字となっているようです。

参考元:Asia Gaming Brief

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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