米スポーツベットから見るWBC、予選が終わり日本が一番人気に
WBC優勝予想、第一次ラウンドが終わった時点で日本が一番人気に
野球の世界一を決める国際大会、第五回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）が3月8日に開幕、第一ラウンドを無敗で突破しプールBを突破、準々決勝ラウンドでプールAを突破したイタリアを3対9で圧勝し、無傷で決勝ラウンドに進み、決勝ラウンドが行われるアメリカへ向かいました。
アメリカではスポーツベット（日本語ではスポーツ賭博）がこれまでラスベガスがあるネバタ州のみ合法でしたが、2018年にアメリカ最高裁でスポーツベット解禁を見認める判断が下され、各州の判断により合法となりました。今ではアメリカ国内にある50の州の内、33の州とコロンビア特別区で合法となり、急成長を遂げる市場となりました。
野球の本場であるアメリカのファンはWBCの優勝国をどう予想するか、アメリカの大手ブックメーカー（スポーツベットを取り扱う会社）の優勝オッズを見てみました。
以下の数字は3月15日、準々決勝戦前の第一次ラウンドを終えた時点でのオッズです。
| BetMGM | FOX Bet Live | FanDuel Sportsbook |
|---|---|---|
| 1位 日本（3.0倍） | 1位 日本（3.1倍） | 1位 日本（3.2倍） |
| 2位 アメリカ合衆国（4.5倍） | 2位 アメリカ合衆国（4.5倍） | 2位 アメリカ合衆国（4.4倍） |
| 2位 ドミニカ共和国（4.5倍） | 3位 ドミニカ共和国（4.9倍） | 3位 ドミニカ共和国（4.8倍） |
しかし3月16日、優勝最有力候補ドミニカ共和国はプエルトリコに敗北、第一次ラウンド敗退が決定、早くも大会から姿を消す、まさかの結果となりました。
アメリカは3月19日にベネズエラと対戦、激しい打撃戦となり、終盤まで結果がわからない展開となりましたが、僅差でアメリカが勝利、決勝ラウンドへ進出を決めました。
優勝候補の日本、アメリカ以外では、約11倍のオッズで5番人気メキシコ、約15倍のオッズで6番人気キューバが決勝に進むことになる大番狂わせが起きています。
開幕時、日本は三番人気だったのが一番人気に
WBCの開幕前から日本は優勝候補国でしたが三番人気でした。以下、開幕前、三月上旬時のオッズです。
| BetMGM | FOX Bet Live | FanDuel Sportsbook |
|---|---|---|
| 1位 ドミニカ共和国（3.1倍） | 1位 ドミニカ共和国（2.0倍） | 1位 ドミニカ共和国（3.2倍） |
| 2位 アメリカ（3.5倍） | 2位 アメリカ（2.75倍） | 2位 アメリカ（3.4倍） |
| 3位 日本（3.75倍） | 3位 日本（3.0倍） | 3位 日本（3.7倍） |
| 4位 ベネズエラ、韓国（12.0倍） | 4位 ベネズエラ、韓国（9.0倍） | 4位 ベネズエラ（15.0倍） |
開幕前の一番人気だったドミニカは第一次ラウンド敗退、そして大きくオッズの差はありましたが、4番人気の韓国も第一次ラウンド敗退が決まりました。
三番人気だった日本は、大谷選手、ダルビッシュ選手、ヌートバー選手といったMLB組の活躍、そして今年からMLB挑戦が決まっている吉田選手や、山本選手、近藤選手といったNPBプレイヤーたちもメジャーリーガーに劣らず大活躍し、格下と言われるチームが相手とはいえ、過去二回の優勝実績がある国として安定感がありました。
アメリカは第一次ラウンドでメキシコに敗れ、あわや第一次ラウンド敗退の可能性もありましたが、コロンビア相手に僅差で勝利、何とか準々決勝進出を決めました。トラウト選手が中心となり、過去最強チームと称されるアメリカチームですが、やや安定感に欠ける戦いぶりに、第一次ラウンド終了時点では、日本とアメリカの人気が入れ替わる結果となりました。
日本でスポーツベットをするには
上記で参照したアメリカのブックメーカーは、日本からは参加することは出来ません。
日本では賭博は法律で禁止されていますが、海外のオンラインギャンブル・ライセンスを取得し、海外のサーバーを使用し、海外で運営されている、スポーツベットサイトを日本から参加することを罰する法律はありません。
インターネットで検索すると、日本から参加できるスポーツベットサイトがいくつか出てくるので、自分にあった条件のサイトを選んで、スポーツベットを楽しむことが出来ます。
まとめ
WBCのアメリカブックメーカーで優勝一番人気だったドミニカが第一次ラウンドで敗れ、三番人気だった日本が一番人気となりました。優勝まであと二試合、大方の予想通り日本、アメリカが優勝するのか、メキシコ、キューバといった大穴が優勝することになるのか、目が離せません。
参考元: GAMING TODAY、中日スポーツ
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