
G2Eアジア、4年ぶりにマカオで対面開催される
G2Eアジアがマカオとシンガポールで開催される
今年マカオで開催されるカジノ業界の見本市、グローバル・ゲーミング・エキスポ・アジア(G2Eアジア)が対面で開催される。新型コロナウイルスのパンデミック前に開催された、2019年以来となります。
7月にマカオで開催される見本市のわずか一か月前に、G2Eアジアブランドはシンガポールでもイベントを開催されることが、1月27日に開催者から発表された。
「G2Eアジア2023 スペシャルエディション:シンガポール」が5月30日から6月1日に、ラスベガス・サンズ社が運営する、シンガポールのマリーナベイ・サンズで解されます。
「アジアンIRエクスポ+G2Eアジア 2023」というブランドで開催されるイベントは、ラスベガス・サンズ傘下のサンズ・チャイナ社が運営するベネチアン・マカオで7月11日から13日の日程で開催されます。
G2Eアジアは、American Gaming Association(AGA)とReed Exhibitionsによって主催され、マカオで2007年から2019年まで毎年開催されていました。
このマカオイベントについての発表は、マカオと中国本土が海外からの旅行者受け入れの規制を緩和する、という最近のニュースと同じタイミングでした。この規制は新型コロナウイルスのパンデミックを抑えるための現地の試みと連動していました。
G2Eアジアのもたらすもの
このイベントの主催者は、シンガポールイベントについて「ゲーム関係者のネットワークとビジネスの場として、ゲームに特化した内容で開催します。」と語っており、そしてマカオのイベントについては、「ゲーミングの枠組みを超えた統合型リゾートに注目します。」といったような言葉で表現しています。
「このイベントはビジネスの多角化を推進し、マカオの最新の経済発展に関する専門的な見識を得るための貴重なプラットフォームとなるでしょう。」と、発表しています。
声明文の中で、シンガポールとマカオでイベントを開催することは、「アジアにおけるゲーミングとノンゲーミング部門のニーズに完璧に応えることが出来るでしょう」と表明しています。
5月のシンガポールイベントについて、「グローバルゲーミングイベントの年間の予定の中で良いタイミングに入り、参加者にとって、全てのメジャーグローバルゲーミングイベントに参加する、日常的なルーティンが戻ってくることになります」ということを提案しています。
そして7月のマカオイベントについては、「ゲーミングの枠組みを超えた観光業とエンターテイメントをマカオにもたらし、ビジネスの多様化をもたらすことになるでしょう」と発表しています。
カンファレンスとオンラインのアクティビティは「2つのイベントと並行して行われる予定」で、「詳細は準備が出来次第G2Eアジアウェブサイトでシェアされます」と発表されいます。
G2Eアジアブランド「スペシャルエディション:シンガポール」は昨年、American Gaming Association(AGA)とReed Exhibitionsの主催によって開催されました。これは、アジア太平洋地域全体で渡航制限が長期化した時期で、2019年以降最初の対面で行われたG2Eアジアブランドのイベントでした。
まとめ
G2Eアジアは、毎年アジアのカジノ事業者の95パーセントが参加していると言われる、世界的なカジノ、ゲーミング業界において最大級の見本市で、世界中のメーカーが最新のスロットマシーンなどのゲームマシンを発表します。2007年から続いているイベントですが、コロナの影響があり中止になっていた期間を挟み、昨年3年ぶりにシンガポールで開催されました。中国のゼロコロナ政策が終わり、マカオの渡航客の受け入れが緩和され、ようやく今年マカオでのG2Eが4年ぶりに開催されることになりました。
参照元:GGRAsia