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豪ギャンブル会社、未成年スポーツ大会を賭けの対象にし告発される
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豪ギャンブル会社、未成年スポーツ大会を賭けの対象にし告発される

アンダー19女子クリケットワールドカップが賭けの対象に

オーストラリアのブックメーカーであるSportsbet、TAB、bet365が、南アフリカで開催されたアンダー19女子クリケットワールドカップの試合を賭けの対象にしたことが問題となっています。

オーストラリアの公共放送ABCの調査によって、オーストラリアの大手ギャンブル会社3社が未成年のクリケット国際試合で賭けの場を提供していたことがわかりました。このニュースがオーストラリアの全国児童委員アン・ホルンズ(Anne Hollands)氏の耳に届き、未成年者が参加するスポーツ競技の賭博を禁止する法律を制定するよう呼びかけました。

この事件に関連しているのは、今月南アフリカので開催されているアンダー19女子クリケットワールドカップ(the U-19 T20 Women’s World Cup)の試合を賭けの対象にした、Sportsbet、TAB、bet365の3社です。

SportsbetはABCの質問には答えませんでしたが、「18歳以下の競技やイベントにはベッティングマーケットを提供していない」という声明を出しました。オーストラリアのクリケットプロ団体とアマチュア団体の管理組織であるクリケットオーストラリアのスポンサーである、TABとbet365はコメントの要求に反応を示していません。

このトーナメントに出場している選手たちが八百長に巻き込まれたという証明はありませんが、専門家たちは、このような行いは若いアスリートたちにとって悪影響だと断言しています。

未成年選手のスポーツ大会で賭けを行う危険性

キャンベラ大学のスポーツ・インテグリティ専門家(八百長、違法賭博、暴力など様々な脅威から守り、スポーツの高潔さや品位を保つ行い)であるキャサリン・オードウェイ(Catherine Ordway)氏は、「インプレイベッティング(スポーツの試合中に賭けのできる方法)と若者たちを組み合わせる行いは、直ちに危険信号を出すべきです。」と語る。

「我々は、八百長フィクサー(match-fixers)たちが弱い立場の人々をターゲットにして、ギャンブルの利益をもたらすために、試合を放棄したり、得点を落としたりと誘惑する手口を見てきました。」

「若い選手たちは、ソーシャルメディア上の純粋な称賛などが、八百長を誘うための計画のスタートの一部の可能性があるかどうかという判断をするだけの、人生経験や知識を持っていない。」とオードウェイ氏は若いアスリートたちが八百長に巻き込まれてしまう可能性について、警告しています。

この事件とは別に、オーストラリアでは最近、マネーロンダリング(資金洗浄)対策当局である豪金融取引報告・分析センターAUSTRAC(the Australian Transaction Reports and Analysis Centre)が、アンチマネーロンダリング違反で、SportsbetとBet365を調査しました。Focus Gaming Newsが去年11月に報じたところによると、AUSTRACは、SportsbetとBet365がマネーロンダリング防止法を遵守していない疑いがあるとして、強制捜査を開始したと発表しました。

外部監査人は、SportsbetとBet365がマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策を厳守しているかを調査しています。

まとめ

オーストラリアはイギリスの一部だった歴史もあり、スポーツ賭博が盛んで、日本の倫理観とは違いスポーツ賭博が一般的な娯楽の一種だと言われています。そして、この件に関連している、bet365は世界最大規模のブックメーカーといえるサイトで、2021年から日本語対応も始まり日本でも人気が出てきているブックメーカーです。このニュースの出来事は、スポーツ賭博自体の否定や非難ということではなく、より安全で安心なスポーツ賭博のための告発という意味合いが強いように思います。

参照元:Focus Asia Pacific

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