韓国、モヒガンインスぺリアルホテルがハンファリゾートと提携
建設中のモヒガンインスぺリアルホテルがハンファ・リゾートの運営となる
現在韓国首都ソウルの近くの仁川広域市で建設中の外国人専用のカジノを含むレジャー複合施設、モヒガン・インスパイア・エンターテイメント・リゾート(Mohegan Inspire Entertainment Resort)の、施設内に3つある5つ星ホテルタワーの運営をハンファ・ホテル&リゾーツ株式会社(Hanwha Hotels & Resorts Co Ltd)が行う契約を結んだ。このホテルは、1270室の客室とスイートルームが設置される予定です。
この複合施設は、アメリカを拠点にしているモヒガン・トライバル・ゲーミング・オーソリティ(Mohegan Tribal Gaming Authority)、通称モヒガンの現地法人によって開発されている。この会社は、ホテル運営契約の概要を記したプレスリリースで、リゾートの第1フェーズの建設は「現在順調に進んでいる」とし、「2023年第4四半期のオープンを目指している」と述べています。
モヒガンは、この3つの5星ホテルタワーは「2023年後半にオープン予定」と発表している。
ゲーミングリゾート運営部は、このホテルブランドとの提携について「モヒガン・インスパイヤは20年以上にわたる北米での統合型リゾート開発と運営ノウハウを、ハンファ・ホテル&リゾーツの最高級ホテル運営の専門知識と組み合わせ、オーダーメイドの高級ホテル体験を提供するさまざまなプログラムを設計して提供できるようになる」と述べています。
モヒガン・インスパイア・エンターテイメント・リゾートの内容
モヒガンからのプレスリリースによると、ハンファ・ホテル&リゾーツは総合リゾートやゴルフコースなどの分野にも携わっていると発表した。ハンファのウェブサイトによると、このホテルは韓国複合企業ハンファグループの一部となる。またハンファグループは、グリーンエネルギー、建設、金融などの分野にも携わっています。
モヒガン・インスパイヤのリゾート部門ヴァイスプレジデントであるアンドリュー・リー(Andrew Lee)氏は、「ハンファ・ホテルズ＆リゾーツの豊富なビジネス経験とノウハウは、革新的なホスピタリティ・サービスにつながり、モヒガン・インスパイヤの価値創造を後押しします。」と記者声明で語っている。
このプロジェクトは永宗島（ヨンジョンド）にある韓国の主要な空港である仁川(インチョン)国際空港第二ターミナルの近く、430万平方メートルの敷地に建設予定だと、モヒガンは発表している。完成すれば、ホテルや外国人専用のカジノの他にも、常夏の全天候型屋内ウォーターパークや最新技術を駆使したVRゾーンなどの各種アトラクション、韓国の人気定番料理やミシュランスター・シェフがいる数多くのレストラン、総面積27,000m²の巨大なショッピング空間や、15,000人収容の多目的アリーナも建設される予定発表している。カジノには、50のテーブルゲームと700台のスロット・電子ゲームを 取り揃える予定です。
第3四半期の決算発表資料の中で、同社は、クレジットとローンの組み合わせで、このプロジェクトに6億2,010万ドル(約816億9755万円)の資金が残っていると説明した。
まとめ
当初の発表では2022年6月に完成の予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的パンデミックの影響で、完成が延期されました。2023年のオープンを目指していて、完成すれば北東アジア最大の統合型リゾートとなる予定だと、インスパイア社は声明を出している。K-popや韓国ドラマなどのポップカルチャーの影響もあり、多くの観光客が訪れる韓国ですが、また新たな観光地が来年完成する予定です。
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