
スクイーズ(Squeeze)|カジノ用語
- スクイーズ(Squeeze)
カジノ用語としてのスクイーズ(Squeeze) は、バカラとポーカーに使用する2つの異なった意味が存在します。バカラに於ける、「スクイーズ」とは、裏側で配られたカードを捲り、表側にし、そのカードのランクを明らかにする行為の一つの手法を指します。
ポーカーでは、一般的にスクイーズプレイ(Squeeze Play)と言われ、対戦相手からベットとコールを続けてされた時、レイズする事を指します。
ポーカーでのスクイーズプレイ
オマハとホールデムでのプリフロップの際、最も一般的に使用される用語です。通常、オープンレイズに対して、少なくとも1人のコーラーがいた状況で、その後に3ベットをする事を指します。これは、オープンレイズと1人以上のコーラーの後にリレイズ(3ベット)がある状況を指します。つまり、一度に2人以上のプレーヤーに対して行われる3ベットです。
ポーカーでの例
BTNは3bbにオープンレイズします → SB呼び出し → BB 3ベット(スクイーズ)
なぜ、このシナリオで、スクイーズと呼ばれるか?
この例では、BTNが2人のプレイヤーの間で「スクイーズ」されていることに気づくからです。このプレイヤーが何をするにせよ、SBが、このプレイヤーの後に行動できることを覚えておく必要があります。仮に、スクイーズをコールすることに決めたとしても、SBが4ベットする可能性があるため、フロップされる保証はありません。上記の例では、BTNがコールしてSBが4ベットした場合、SBは2人の対戦相手に4ベットしているため、「4ベットスクイーズ」と呼ばれます。
英語の勉強:こんな時にスクイーズ(Squeeze)って使われます
「BTN(Button) open-raised, the SB(small blind) called, and the BB(big blind) squeezed」
「BTN(ボタン)がオープンレイズで、SB(スモールブラインド)がコールし、BB(ビッグブラインド)がスクイーズされた!」
ポーカー戦略の一部としてスクイーズを使用する方法
スクイーズは、1人ではなく、複数の対戦相手に対して行われるため、スクイーズのハンドレンジは通常、標準的な3ベットのハンドレンジよりも強力です。
また、標準的なスクイーズのサイズは、通常、標準的な3ベットのサイズよりも大きくなります。例えば、BTN 3bbオープンに対して、ブラインドは3ベットから9または10ビッグブラインドになるのが一般的です。ただし、BTNが開いてSBがコールした場合、BBは通常、9bbではなく12bbに絞り込みます。
スクイーズのサイズを計算する一般的な式は、コールドコール毎に、3x + 1xとなります。
ここでの「x」は最初のオープンレイズのサイズです。
BTN:ボタン(Button)とは、ディーラーのポジションからプレイするプレイヤーの事を指します。
ーカーテーブル上では、ブラインドの役割のプレイヤーの直ぐ前(右側)です。
バカラでのスクイーズ
バカラのゲーム進行の際、「プレイヤー(Player)」と「バンカー(Banker)」(ゲーム参加している人としてのプレイヤー、ディーラーの事をバンカーと言う意味ではありません)と呼ばれる特定なカードを置く場所に2枚ずつ裏を向けてカードが配られます。あるバカラのゲームでは、そのカジノのルールにより、ディーラーが配られた2枚ずつのカード、計4枚を順番に表向きにしていきます。超ベテランのディーラーになりますと、可憐な手捌きでカードを配る時のテンポと絶妙なタイミングのカードを捲る動作で、参加者の集中した心、そしてピリッとしたその場の雰囲気をそのカード一点に惹くことができます。一方、自分でカードを触る事によって、アクティブにバカラを楽しみたいという輩も大勢いることは事実です。その場合、一旦、所定の位置に配置された2枚ずつの裏向きカードを、ディーラーが参加者の一人に手渡し(通常は、カードを滑らす)ます。通常のハウスルールですと、一番ベッティングの額が多い参加者がカードを捲る権利を有することになっています。ただ、ここで興味深い点は、カードを「捲る」という動作にも拘わらず、カードを「絞る」と呼ばれることです。ですから、英語表記でも「捲る(Flip)」ではなく、「絞る(Squeeze)」となる訳です。
チャンさんの知恵袋
カードは生き物だ!?
私がカジノで勤務していた時に、数多くの「バカラ格言」を聞いてきました。
その中の一つで、スクイーズに関係する格言として、「カードは生き物だ!」があります。
これは、バカラをプレイしている最中、手元に来たカードを絞りながら唱える「呪文」のようなものなのですが、こんな時に使います。
プレイヤーサイドにベッティングをして、プレイヤーサイドに置かれた2枚のカードをスクイーズの為にディーラーから裏向きのままで渡されます。
「バンカーオープン」とディーラーに頼むと、ディーラーがバンカーサイドに置かれた2枚を表向きにします。
例えば、このバンカーサイドが6と2で、8となったとします。
このお客様は、もらったカードを一枚、あっさりと表向きに勢いよく捲ります。
2枚目は、カードの角をほんの数ミリだけ折り曲げます。
次に縦に置いて、縦絞り。「角(つの)」が有るか無いかを見ます。
次に横に置いて、横絞り。「何点あるか」シンボルが幾つ見えてるかを確認します。
一枚ずつ縦から横から絞っていきます。
一枚目のカードは絵札で0。
2枚目は絶対的に9が出ないと勝てません。
そこで、このお客様、2枚目を「絞りながら」、「四ピン、四ピン、四ピン」と叫び始めます。
大きな声で叫ぶと、カードの中のシンボルの数が変わるとでも思っているのか?
はい、その通り。
変わると思っています。
いいや、変わると信じています。
「カードは生き物だ!」
結果は、
9が出たりしますよ。(笑)
お勧め点数、重要度指数
重要度、又は、お勧め度を、1-5の星で紹介しております。
カジコン推薦、又は、重要度指数 ☆☆☆☆☆
「バカラを楽しむ醍醐味、ハラハラドキドキ、エキサイティングなプレイにしてくれるのは、スクイーズありきですね」。
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