シュー(Shoe)|カジノ用語

シュー(Shoe)|カジノ用語

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シュー(Shoe)

シュー(Shoe) とは、複数デッキのトランプカードをランダムにシャッフルした後、その複数デッキのトランプカードを収納する箱型の入れ物であり、また、その箱から直接的にカードを容易に配れるようになっている道具の事である。


「シュー」の語源

「シュー(Shoe)」の英訳は「靴」ですが、このカジノで使用されているシューの語源は、女性用のハイヒールの形に似ていた事がその言葉の由来となっています。

複数デッキのカードでカードカウンティング対策を

シューを使用する目的として、複数のデッキを一度にシャッフルして使う事により、シャッフルに費やす時間を減らし、ディーラーの不正行為の可能性を減らすことで、より多くのゲームをプレイできるようにしました。
1960年代、ラスベガスにてお目見えしたカード用のシューですが、主にブラックジャック用として紹介されたようです。
カジノにとって、シャッフルをする手間と時間を省くという主な目的の他に、カードカウンティング対策としての役割もあったようです。
ご存知の通り、ブラックジャックでデッキの数が1つか2つですと、カードカウンティングが非常に簡単にできてしまいます。
そこで、4デッキを使用したブラックジャックを導入する為、シューの中にシャッフルしたカードを入れてブラックジャックをやり始めました。
現在では、殆どのブラックジャックの「シューゲーム」は6デッキで行われています。これは、手動のシャッフルでシューを使用する方法でも、シャッフルマシンを使用してハンド事にシャッフルしている場合も同じです。

ディーラー以外が触ることもある

通常、カジノでは、ゲーム中にカード用のシューにはカジノのディーラーやその上のマネージャーのみが触わる事が許されています。ゲーム中にプレイヤーが「シューの中身を見せろ!」と言っても、そう簡単に、蓋を開けて見せてくれません。そのような注文が多くあった事もあり、透明のプラスチック板で作られたシューを使用しているカジノが殆どですが。

しかしながら、例外のシューゲームが一つあります。

バカラのゲームで「スタンディングゲーム(Standing Game)」と呼ばれる方式があります.
プレイヤーが順番にディーラーとなってカードを配るため、シューが各プレイヤーの下に順番に動いて行きます。
基本的なバカラの楽しみ方にブラスして、「自分達でディールする」楽しみがあり、参加型のゲームとなって、テーブル全体が大変盛り上がるゲームとなります。
丁度、クラッブスのサイコロをプレイヤーが順番に投げられるのと同じ感覚のようです。
ただ、カジノディーラーたちは、ド素人のプレイヤーが、次から次へとシューからカードを取り出すので、それを細心の注意で見張るのが大変な事の様です。

チャンさんの知恵袋

元々の始まりは、1950年代のキューバのカジノからでした。フィデル・カストロがカジノを撲滅させる以前の話で、ニューヨークやマイアミなど、アメリカの東海岸からは、ラスベガスへ行くよりもキューバに行く方が近いという事もあり、キューバのカジノが大流行していました。「マフィアの会計士」と呼ばれたマイヤー・ランスキーが、当時のキューバ大統領から呼ばれて、カジノ経営を立て直したとも言われています。そんなキューバのカジノでも、掌でデッキを持ってディールするブラックジャックをやっていましたが、ディーラーの小遣い稼ぎとして、偶にプレイヤーに「贔屓」のハンドをプレゼントして、そのお返しに「チップ」を沢山いただいていました。そのようなディーラーによる不正行為を防ぐ方法の一つがシューの導入だった訳です。1962年、エドワード・ソープという若い数学博士が「ビート・ザ・ディーラー(Beat the Delaer、ディーラーをやっつけろ!)」と題された本を発行します。ソープ博士が書いたこの本こそ、「カードカウンティングの手解き」の内容を事細かに説明した本でした。こんな本が出たら、どうなるかはご想像通りです。同じ頃、カストロの支配下でキューバからカジノが無くなり、その結果、ラスベガスへと移って行ったカジノ経営陣達がシューの導入をラスベガスで推し進めました。最初は4デッキをシャッフルしてシューに納め、ブラックジャックをディールするようになり、カードカウンティングをかなり防止できるようになったそうです。その後、6デッキ、更には8デッキなどと試されるようになりました。今では、ブラックジャックを6デッキ、バカラは8デッキで、とするのがスタンダードとなっています。

体験談

シューを使う上でどうしても発生する事故があります。
カード自体がシューの中で引っ付いてしまい、2枚一緒に出てきたりします。
静電気で引っ付いてくる場合もあるので、放電効果の「ひげ」を出口に付けて、その防止策もとっています。
また、シューの一番前に見えているカードの裏側の模様でエッジソーティングと言われる攻略法を使うアドバンテージプレイヤーもいる為、「暖簾」のような役割の布地を出口に装着してその布地を持ち上げてからカードを滑りださせるということも行われています。

その昔、ゴルフから帰って来たプレイヤーが部屋にも戻らずブラックジャックのテーブルへ直行。
「アー疲れた~」と言って、サロメチールをご自分の手に取り、肩に塗っておられました。
その同じ手で、ブラックジャックをしたわけです。
勿論、ディーラーは嫌~な顏をしてましたが、使用したカードを次のシャッフルで再利用となり、次のゲームは、無残にもカード同士が引っ付いてしまってゲームにならなかったのを覚えています。

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