マーチンゲール法(Martingale System)|カジノ用語
- マーチンゲール法(Martingale System)
マーチンゲール法(Martingale System)とは、カジノのテーブルゲームに於いて、特に勝率5割程度のゲームで、賭け金を失った際に次回賭ける金額を2倍に増やすことで、前回までの負け分を取り返そうとするゲーム攻略法の事を言います。
カジノのゲーム攻略法の中で、最も有名なのが、このマーチンゲール法です。
このマーチンゲール法についての詳細は、
本サイトの「たったこれだけで稼げる!ズバリカジノ必勝法‼マーチンゲール法!」をご参照ください。
但し、このマーチンゲール法で致命的な弱点があると言われています。
その理由は、カジノのゲームには、テーブル・リミットというのが設定されているためだと言われています。カジノ側も対策法として、賭け金の上限を決めて、お客さんが大きく勝たないようにしているからです。マーチンゲール法をやって負けが続くと、数回でこのテーブル・リミットに到達します。しかも、リミットまで行かなくても、負けた賭け金を取り戻すために、かなりの額を賭けなければいけなくなります。
殆どのプレイヤーは、負けたハンドで「切りが良いので、ゲーム終了!もう部屋に帰って寝よう」と、席を立つため、大金を賭けてハラハラドキドキした割には、増えたのは最初に賭けた金額分だけとなります。
リスクが高い割にはリターンが少ないのが、このマーチンゲール法です。
勿論、何度か勝ち続けたハンドの後で突然「辞め!」と席を立てる勇敢な人は別ですけど。
フランク・シナトラのカジノ武勇伝!
あの超大物シンガー、フランク・シナトラ(Frank Sinatra Jr.)氏のカジノ武勇伝の一つで、彼がルーレットをプレイしている際、負けてきたため、「倍賭け」の戦法に出ました。
所謂、「マーチンゲールの縛り」が、彼のプレイの邪魔になった訳です。
ハイローラーだったシナトラは、倍賭けすると直ぐにテーブルリミットに到達してしまいました。
カジノマネージャーに懇願し、テーブルリミットを一時的に上げてもらったのですが、数回続けて負け。
丁度、彼の置いたチップが百万ドルを超えた時(推定ですが)、カジノ側から「もうダメです、これ以上の賭けは受けません」。
結果、シナトラは大負けを喫したと言う話です。
その負け分の支払いを実際にしたかどうかは定かではありませんが。
ビッグ・ホエール、ケリー・パッカー氏もベラージオから出入り禁止!
ホエールで有名なケリー・パッカー(Kerry Packer)氏(オーストラリアのクラウン・リゾーツの創始者)は、ラスベガスのカジノの常連でした。カクテルウェイトレスに15万ドルのチップをあげて、その彼女が仕事を辞めて一緒にパッカー氏とオーストラリアへ帰ったと言うのも有名な話。
このパッカー氏も「マーチンゲール」を試みますが、余りにも高額のベットの為、直ぐにゲーム終了。ベラージオからは出入り禁止となりました。マーチンゲール法自体は違反行為ではありませんが、パッカーがやると、直ぐにテーブルリミットに達し、それ以上「特例」をするようにゴネルため、出禁となったようです。実際に、一カジノよりも資本がデカいパッカーが勝負をすれば、資本が多い方が何時かは勝つだろうという事で、ベラージオ側は「丁寧にお断りした」という事です。
因みに、マライア・キャリーの元フィアンセでもある、ジム・パッカー氏の息子のジェームス氏は、賭け事一切しないお堅いビジネスマンです。
お勧め点数 重要度指数
重要度、又は、お勧め度を、1-5の星で紹介しております。
カジコン推薦、重要度指数 ☆☆☆☆☆
チャンさんの知恵袋
実際に、ラスベガスにて、このマーチンゲール法の変則型を利用して、バカラで10連勝以上(約3年間に渡り10回の滞在で勝って帰った)したグループがいました。毎回人数は違っていましたが、主要メンバーは約5人。手持ちは十万ドル(約1千万円)ずつ。
逆マーチンゲールの攻略法で10連勝
このグループのバカラのやり方。
勝ったら、倍。又、勝ったら、倍。
「逆マーチンゲール」の法則で負けるまで賭けて行きますが、テーブルリミットまでは続けません。
それぞれ自身の「天井」を決めてたようです。
これで、負けは最小に抑えられ、大勝しなくても、コンプの分だけでも儲けとなります。
コンプとは、前途のカジノ用語にもありましたが、カジノ運営側から出される無料サービスで、10万ドルクラスのプレイをすると、お車代(ファーストクラス同等の飛行機代)、宿泊費、食事代、飲み代、ショーの鑑賞代などが出ますので、3泊5日程で2百万円近くのコンプが出されます。
ですから、事実上、バカラで負けずに帰ることができれば、勝ったも同然となります。
このようにして、10回以上も勝ち続けておられました。
ただ、11回目に幾ら負けたかは、私が知る限りではありません。
実際の所、このグループの内の一人が、未だに勝ち続けている人も居ると聞いています。
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