シフトマネージャー(Shift Manager)｜カジノ用語

最終更新：2020年08月30日

シフトマネージャー（Shift Manager）: シフトマネージャー（Shift Manager） とは、カジノ運営会社の従業員で、その中の役職名です。通常のカジノは、24時間営業の所が多く、シフト制を組んで、労働時間を設定しています。シフトマネージャーは、そのシフト中でカジノフロアーの責任者であると言えます。シフトマネージャーの役職のヒエラルキー順位では、上から2番目に当たり、カジノマネージャーの直ぐ下に来ます。また、カジノマネージャーが不在な場合は、このシフトマネージャーがカジノの最高責任者となりえる場合もあります。大型カジノでは、テーブルゲーム部門のシフトマネージャーとスロット部門のシフトマネージャーが別々に設けてある場合もあります。

カジノ部門の運営組織図

上の図では、運営組織図の一例として、カジノマネージャー1名の下に3名のシフトマネージャー、その下に2名ずつのピットマネージャー、と言うような構図になっています。巨大カジノの場合は、この構図内の組織がX2となって、テーブルゲーム部門とスロット部門がそれぞれあるような感じです。カジノマネージャーの下に、補佐がいたりもします。また、ピットマネージャーの数もピットの数が多ければその分大勢のピットマネージャーが必要になる訳です。

カジノで何等かの問題に遭遇したら

ライブのカジノでも、オンラインのカジノでも、お客様（プレイヤー）にご迷惑をお掛けしないように最善を尽くして、そのカジノ運営のポリシーを設定し、それを基に経営を行っています。特に、大金が関わる事も珍しくないカジノ産業に於いて、カジノ側の間違えは、カジノにとって、大きな損失になる可能性があります。ただ、ライブカジノでも、オンラインカジノでも、100%問題が起きないと断言はできません。ライブカジノの場合、特に、テーブルゲームの場合、抗議などをする必要がある問題が生じて、先ず最初に話をするのが、ピットマネージャー（ピットボスとも呼びます）です。ピットマネージャーでもその問題が解決しない場合は、ピットマネージャーがそのシフトの責任者であるシフトマネージャーへ相談に行きます。それでも判断が下せない場合は、カジノマネージャーまでその案件が行きます。もし、カジノマネージャーも判断できない程のお金が関わっていたり、大事の場合は、社長の基へ。大変時間がかかるプロセスとなることもありますので、お金で解決できる事であれば、直答でお金をもらって解決した方が良い場合が多いと思います。

カジノ側が非を認めず、困った場合は

カジノ側100%の過失と確信できる案件において、どうしてもカジノ側が非を認めない場合、プレイヤーは各管轄を司るカジノ管理委員会へ問い合わせをする事ができます。
オンラインカジノでしたら、ホームページの最初のページのフッターの部分に其々のオンラインカジノのサイトがどこからライセンスを受けているか表記してあります。
ライブカジノでしたら、そのカジノがある都市を管轄としているカジノ管理委員会となります。
注意：オンラインカジノのライセンス発行元では、「文句は聞くけど、裁きはしない」という態度の所もありますのでご注意ください。

カジノの勤務シフトについて

前途のように、カジノは24時間営業の所が殆どであり、それを3つの勤務シフトで区切っています。ラスベガスでは、デイシフト（Day Shift）、スウィングシフト（Swing Shift）、グレーブヤードシフト（Graveyard Shift)となっていて、デイシフトが通常お昼の12時から午後8時まで、スウィングシフトが午後8時から午前4時まで、グレーブヤードシフトが午前4時から午後12時までとなっています。勿論、その時間に全員が一斉に交代することは物理的にも困難な為、前後1時間から2時間程始業時間をずらしています。

チェンさんの知恵袋　カジノと全く無縁の話

「眠らない街、ラスベガス」。カジノは24時間営業していますし、クラブも営業日は朝の4時までやってます。そのような関係で、レストランも朝まで開けてる店もかなりあり、夜中を過ぎてから忙しくなるという有名なメキシカンタコスのお店もあります。夜中を過ぎますと、「カジノ就労者スペシャル」と題したスペシャルメニューがレストランや食事を出すバーで必ず見受けられます。最近では、アメリカ中でラーメン屋が大流行ですが、ラスベガスでは、夜中過ぎてからラーメン屋へ行くカジノ関係者も大勢いるようです。スーパーマーケットも24時間営業の所が殆どでした（コロナ以前はですが）。夜中に開いてる託児所もあります。アメリカの小学校は日本の年長さんの年齢からキンダーガーテンと呼ばれる学年が一年生の前に一年間あります。ラスベガスの小学校では、午前の部と午後の部とどちらか選択できます。親の送り迎えを考慮してのようです。婚姻届け窓口も24時間営業しています。「眠らない街、ラスベガス」。これも全て「勤務シフト制」の影響であり、ラスベガスでは、これが、60年程前から、普通の生活習慣となっています。新宿の歌舞伎町の生活習慣と同じか？

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