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MGMリゾーツ社、「大阪ファースト」を発表【日本IR】
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MGMリゾーツ社、「大阪ファースト」を発表【日本IR】

【写真はagb nippon HPより】MGMリゾーツは、設立したばかりの中之島の事務所に経営資源を集中させる「大阪ファースト方針」を正式発表したことで、さらに自社の意図を明らかにした。昨年7月にも、同社会長兼最高経営責任者であるジェームス・ムーレン氏がカジノ誘致候補地大阪にMGMリゾーツ社を筆頭候補地としている事を報道陣に明かしているため、今回の発表がニュースでもないが、「何とかファースト」という、トランプ米大統領からの請負いか。トランプ大統領と言えば、今日でガバメントシャットダウン(政府閉鎖)が27日目を迎え、連邦政府下で従業している労働者はお給料が貰えないままでいる。アメリカへ観光で来られた方ならよくご存知の空港にて身体検査などをしているTSAの従業員も連邦職員の為、給料が出ていない。

ムーレン氏が大阪知事の松井一郎氏と大阪市長の吉村洋文氏に「MGMリゾーツは大阪と関西の豊かな文化、 経済界の指導力、 ならびに地域の皆様のエネルギーに触れる中で、 大阪の夢洲に、 世界を魅了する日本固有の統合型リゾートを開発したいと強く希望するに到りました。 弊社が有すリソースを大阪での区域整備計画の認定のために集中させる『大阪ファースト方針』を宣言いたします 」というメッセージを伝えた。松井知事からは、大阪万博の後、大阪MICE事業の目標として、ラスベガスにで毎年1月に開催されるCES(Consumer Electronics Show「家電市」、4日間開催され、3000社以上の展示参加と18万人以上の入場者)を大阪でやりたい、と伝えたそうだ。確かに、CESに参加している会社は日本勢が圧倒的に多い。中国勢も多いのではあるが、今回のファーウエィの問題もあり、自嘲しているのかもしれない。アジア系の会社は日本で開催されれば最高であろう。極端な話ではあるが、北京や韓国からなら日帰りができるのでは?と考える。多分、大阪湾に18万人が泊まれるのに十分な宿泊施設がないであろうから。

夢洲IRの入札に大きな興味を示している海外IRオペレーターは他にたくさん存在するが、日本での活動の的が大阪だといち早く正式宣言したのはMGMである。

今月になって、MGMリゾーツ・インターナショナルは、元ネバダ州知事のブライアン・サンドバル氏(Brian Sandoval)をグローバル・デベロップメント部門のプレジデントとして迎え入れた。同氏は日本を含む事業開発の指揮を取り、スポーツゲーミングの公共政策の対応などを行うことになっている。シーザーズ・エンターテイメント社は、元ラスベガス市長のジャン・ジョーンズ女史が頻繁に日本へ来ている。コンソーシアムが入札時に元政治家の力を借りることが何か必要なようである。サンドバル氏の加入に伴い、MGMリゾーツのプレジデントであるビル・ホーンバックル氏(Bill Hornbuckle)はマカオを中心にグローバル・カジノ・マーケティング部門を牽引することになった。
同社の会長兼CEOのジム・ムーレン氏(Jim Murren)は「ブライアン・サンドバル前知事ほど、幅広い尊敬を受け、成功し、豊かな知識を持つリーダーはいません。私たちは、MGMファミリーに彼を迎えることを大変喜ばしく思っております。サンドバル前知事の参加により、彼の持つ比類ないレベルの知見、リーダーシップ、そして貴重な経験が当社にもたらされると考えております。特に日本文化に対する興味は高く、理解も深い。より日本に貢献できるIRを展開していくことができると確信しています」と入社を歓迎した。20年ぶりに民間セクターに復帰するサンドバル氏は政治家、州司法長官、連邦裁判官および州知事の経験がある。更に、1998年から2001年の3年程ではあるが、ネバダ州のゲーミングコミッション(カジノ監査委員会)のメンバーであったし、1998年からは当時の州知事から主任として任命されている。また、MGMに関してサンドバル氏は「MGMリゾーツはご存知の通り、カジノとエンターテインメント業界における世界的なリーダーです。私はかねてからジム・ムーレンを尊敬しており、彼が率いるMGMチームに参加することは、この上ない喜びです。ジムは日本で、そしてスポーツ業界で、各方面と緊密な関係を築いてきました。私は、彼の築いたこの強力な基盤と知事時代の経験を足がかりに、MGMリゾーツの海外事業責任者として日本の地域コミュニティの皆さまとともにあるべきIRの姿を探求し、新たな世界に挑戦することを、心から楽しみにしています」と付け加えた。
MGMリゾーツは今年で2年続けて開催された道頓堀リバーフェスティバルに顔を出した唯一のIRオペレーターであり、参加も今や浸透しつつある模様。今年は地元のアーティストによる音楽とダンス用の特別ステージを提供した。ラスベガスで毎年恒例の日本秋祭りも今年2019年より、MGM系のカジノの敷地内であるPARK MGMの野外広場で開催されることにもなっている。MGMリゾーツの声明文には「大阪の文化と芸能は、世界のより多くの観客を魅了するポテンシャルを持っています。日本のダイナミックなエネルギーを表現するよさこい踊りは、ここ道頓堀でも多くの観光客を惹きつけてきました。MGMリゾーツは世界で運営するアリーナ・スタジアムやシアターで、国境や言語を超越する革新的なステージ体験を多くの観客にお届けしています。来るべき大阪の統合型リゾートは、日本のみならずアジアにおけるエンターテインメントのメッカとなることでしょう。」と述べられていた。ムーレン氏は「関西国際空港や神戸空港が近く、新幹線のほか、地域の鉄道網鉄道網も発展している」と交通機関面での大阪の強みをいくつか指摘。MGMが約1兆円の投資を計画していることを再度述べた。シルク・ドゥ・ソレイのショーもほぼ全部がMGM系のカジノホテルにて上演されていることもあり、シルクの日本への参加も必至あるとみられる。

村田選手とのスポンサー契約があるMGMリゾーツ


草間彌生氏の作品展をMGM系列ベラージオのミュージアムで開催中


MGM系列ベラージオ植物園でのテーマに「日本」

MGMリゾーツ・インターナショナル最高経営責任者であるジェームス・ムーレン氏は(James Murren)自身の会社が大阪夢州IRの入札に重点を置いていることを何度も公言しており、実際にMGMが他の国際IR事業者よりも地域社会との関係の強化を行っていることは事実である。

お姉さんの独り言

2018年度、海外からの観光客が滞在中に使ったお金が4兆5千万円だそうです。前年比7.8%増。
夢洲の利用が増えると、あの神戸空港も使われるようになるといいですね。関空からも船で夢洲まで行けるし。USJも外国人客が増えるのかな?

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