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ラスベガスのカジノ会社が大リーグMLBとスポーツ賭博のパートナーシップ契約を発表!
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ラスベガスのカジノ会社が大リーグMLBとスポーツ賭博のパートナーシップ契約を発表!

【写真はCalvinAyre.comより】
ラスベガスのあるネバダ州では昔からスポーツ賭博は合法とされてきた。今年5月、アメリカ合衆国政府はスポーツ賭博を国レベルで解禁した。しかしながら、州レベルではまだまだこれからである。既に合法としている州でも、オンラインでの賭博を許可していなかったりする州もある。

この度、MGMリゾーツ社Major League BaseballMLB」(大リーグ)とのデータ共有とマーケティングの部門で提携する契約を結んだ。MGMリゾーツ社は、今年7月にプロ・バスケットボール連盟であるNational Basketball Leagueと、さらに10月にはアイスホッケーのプロ連盟であるNational Hockey League(ナショナル・ホッケー・リーグ)と同様な契約を結んでいる。MGMリゾーツ社は、史上初の「MLBの公式ゲーム・パートナー」として指定されることになり、また、「MLBの公式エンターテイメント・パートナー」としてもニューヨークでの記者会見で発表された。

このプロ・スポーツ連盟とカジノの大企業の提携。本当の目的は何だろうか?

カジノ関係で政治的な影響力を持つ米国賭博協会によると、MGMとMLBのパートナーシップは、これまでの非合法野球賭博市場を制圧する助けとなるとしている。

今まで非合法であった事柄を合法として、政府や地方自治体が監視や管理をし、また税収を増やす目的で幾つかのSinが日の目を見るようになった。今回のスポーツ賭博もそうだが、大麻も例外ではない。アメリカは前世紀の初めに「禁酒法」を制定した。酒の価値が高騰し、その影響でマフィアの勢力がのし上がった。禁酒法を解禁することによって、マフィアが西へ移った。それがラスベガスだ。今年、スポーツ賭博禁止法が解禁された。「禁止法」の利を得ていた人々が今度は何処へ行くことになるのか?

蛇足ではあるが、MGMリゾーツ社は日本IRへの進出を視野に入れている。候補地3か所の運営開発を任される法人として選出される有力候補であるようだ。MLBが日本で開催予定のファン・フェアなどのマーケティング関係の催事にもMGMが参加できる要素がこの提携内容に含まれているとメディアでわざわざ取り上げていた。

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