点棒
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点棒

符計算や翻数計算のあとはやっぱり点棒です!計算した点数の授受に使用するとともに、何本場なのかやリーチの時にも必要です。符計算などのような難しさはもちろんありません!全自動麻雀卓での点棒などと共にみていきましょう!

目次


1. 点棒とは

点棒の種類

麻雀は、最終的に持ち点が高いプレイヤーの勝利となります。点棒とは主にその点数の受け渡しに使用します。昔は実際のお金で行っていたようですが、現代ではお金の授受は違法ですね。また、実際のお金のやりとりは時間がかかるという理由から点棒が生まれたそうです。

点棒の種類

点棒

点棒

上記が実際の点棒です。たしかに見る限り棒状をしていますね!

全自動麻雀卓の点棒

全自動麻雀卓の多くは、点棒を点棒ボックスに入れるだけで自動的に持ち点を計算してくれます。すばらしい!多くの全自動用点棒はカラー点棒となっていて、金属があるものとそうでないものにわかれます。金属が付いている点棒は、その金属部分が磁石と反応して点数を自動で計算します。

金属付き点棒

点棒ボックス

これは全自動麻雀卓の点棒ボックスです。一番よく見かけるタイプです!点棒のグレーの部分が金属になっていて、点棒ボックス内のグレーの部分に反応して自動的に点数を計算します。

その他にもICチップで制御したタイプなどもあります。麻雀卓制作の大手、「大洋化学株式会社」のホームページに詳しくのっています!
気になる方はそちらもチェックしよう!

⇒『環境に優しい「ものづくり」が豊かな未来への一歩に繋がる|大洋化学株式会社』


2. 実戦での点棒の使用

  • ①点数の授受
  • ②リーチ(供託)
  • ③連荘(レンチャン)と芝棒(シバボウ)

実戦では上記の3つで点棒を使います。

①点数の授受

スタート時の点棒配分

スタート時点の持ち点

麻雀の開始時は合計25000点持っています。ただし、ルールによって持ち点は違っていて、26000点持ちスタートや27000点、28000点、10万点スタートなんていう場合もあります!

②リーチ(供託)

リーチを宣言する場合、1000点棒を卓の真ん中へ出して宣言します。この場に出す1000点棒のことをリーチ棒と呼びます。ただし、通常持ち点が1000点以下だとリーチすることができません。供託になるので、その局アガったプレイヤーがもらうことができます!ボーナス!


③連荘(レンチャン)と芝棒(シバボウ)

連荘(レンチャン)とは、親番のときに親がアガるとまた次も親を続けることが出来るルールです。親以外がアガった場合、次のプレイヤーが親となります。このとき、親を何回つづけているかを表すために、積み棒または芝棒(シバボウ)といって、場に100点棒を出しておきます。これは供託ではありませんので、親が流れた場合などでも自分に帰ってきます。



3. まとめ

点棒は点数の授受だけでなく、リーチ時の供託や連荘や流局時の積み棒の有無で和了時の得点が変わってきます。得点が僅差の接戦のような場合、供託や積み棒の点棒で勝敗が分かれる事もあるので、しっかりと意識することが重要です。

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