【開門(カイメン)】とは(麻雀用語辞典)
最終更新:

【開門(カイメン)】とは(麻雀用語辞典)

【開門(カイメン)】『配牌時に牌山を切り開くこと』

開門とは配牌時に親のサイコロの出目に従って牌山を切り開く事を指します。
17個×2段の4つの牌山を積んだ後、牌山のどこから配牌を取り始めるかを決めなければなりません。親(東家)が2個のサイコロを振り、サイコロの出目に従って牌山を切り開く場所を決めます。サイコロを振る事をサイ振りと言い、開門の際のサイ振りは、どの牌山の、どの場所から配牌を取り始めるか同時に決めることが出来ます。この作業は親が務める事になります。

サイコロの出目によって切り開く牌山の場所

  • 5・9が出た場合
    →親の前の牌山
  • 2・6・10が出た場合
    →親から見た右側(下家)の前の牌山
  • 3・7・11が出た場合
    →親から見た対面の前の牌山
  • 4・8・12が出た場合
    →親から見た左側(上家)の前の牌山

このような覚え方があります。
自5(じご)自9(じく)
右2(うに)右6(うろく)右10(うじゅう)
対3(といさん)対7(といしち)対11(といじゅういち)
左4(さし)左8(さっぱ)左12(さじゅうに)

決まった牌山のどの場所から配牌を取り始めるか

各席に座っている人から見て、自分の前の牌山の右端を基点とし
サイコロの出目の数字分を残して切ります。

例/サイコロの出目が5だった場合

親の前の牌山の右端から5トンを残し6トン目から配牌を取り始めます。
親から見た右側(下家)の左端の2トンを残して切り離します。
この区切られた7トンの山を王牌(ワンパイ)と言います。
親の前の牌山の5トン残した中の一番左端から数えて3枚目を表に返します。
これがドラ表示牌です。
ドラ表示牌の左の2トン(計4枚)この部分を嶺上牌(リンシャンハイ)と言います。

開門、配牌の取り出しは、基本的に親の責任になりますが、
他の子の3人も正しい箇所から開門されているかをしっかりと確認する必要があります。

麻雀用語一覧はこちら:

関連タグ

皆さまのご感想、コメントなどお寄せください



皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!

  1. 麻雀豆腐編集部です。
    麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!

    >開門を間違えたら、親の責任でしょうか?
    >親の第1打牌前なら、洗牌からやり直す。第1打牌後なら、そのまま続行が多いルールです。
    >親の責任なら、罰則が有りそうです。

    お書きになられている通り、さまざまな団体のルールブックを見ても洗牌か続行かですね。
    自動配牌の卓が主流になってきているので開門する行為自体行うことが減りました。
    といえども家庭や友人たちと麻雀をするときなど、まだまだ手積み麻雀をすることがあります。
    しっかり開面を行いたいですね。

    今後とも麻雀豆腐をよろしくお願いいたします。