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ラスベガス·サンズが日本IRレースから撤退
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ラスベガス·サンズが日本IRレースから撤退

【画像はInside Asian Gamingサイト

ラスベガス・サンズ(以下LVS)は、日本での統合型リゾート開発のための入札から離脱することを明らかにしました。

横浜でのライセンス取得を目指していたLVSは、代わりに「他の機会」にエネルギーを集中させると述べ、日本のIRライセンスの枠組みが同社の離脱の理由であることを指摘しました。

「私の日本文化への好意と観光地としての日本の強さへの賞賛は、私が日本でCOMDEXショーを運営していた30年以上前にさかのぼり、当社が日本で開発の機会を持つことを常に望んでいました。」と、LVSのシェルドン·アデルソン会長兼CEOは述べました。

「日本への好意的な気持ちは変わらず、統合型リゾートがもたらすビジネスとレジャーの観光から日本が恩恵を受けると信じていますが、IR開発の枠組みの中では我々の目標は達成できませんでした。」

「私たちは、これまで日本で築いてきた友情と強い関係に感謝していますが、そろそろ他の機会にエネルギーを集中する時期に来ています。」

同氏は、「私は、当社の将来とその成長の見通しについて非常に強気であり続けています。当社は業界をリードする市場でクラス最高の不動産を運営しており、現在、マカオとシンガポールの両方で、既存のポートフォリオから有意義な新たな成長を生み出すための大規模な投資プログラムを実行しています。」

「また、ラスベガス、マカオ、シンガポールで開拓したMICEをベースとした統合型リゾートモデルの成功は、最終的には他のアジア諸国、特に政府が経済成長の原動力としてレジャーとビジネスの観光を増加させようとしている国々でも検討されることになると考えています。」とも述べています。

昨年10月に社長兼COOのロブ・ゴールドスタイン氏が、日本のIR開発コストの上昇が懸念材料になっていると警告したことを受けて、LVSが日本から撤退するという突然の決断を下しました。

ゴールドスタイン氏は、同社の19年第3四半期決算説明会で次のように述べています。「我々は北海道には行かず、100億米ドルを必要とするトップレベルの都市に行くつもりです。つまり、日本での建築コストは大きな問題であり、取引の構造上の課題でもあります。」

「私たちは大口の小切手を書くことに慣れていますが、一度のIRでこれだけの資金が必要になると、立ち止まって自分自身をつまずかせ、株主にふさわしいリターンを得られるかどうかを考えざるを得なくなります。」


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