麻雀が北京オリンピックの競技に?!国際マインドスポーツに認定
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麻雀が北京オリンピックの競技に?!国際マインドスポーツに認定

【画像はOlympic公式サイト
2022年に中国・北京で行われる冬季オリンピック。冬季オリンピックは4年に1度、冬期に行われるスキー、スケート等を主にしたスポーツの祭典です。この北京冬季オリンピック「麻雀」室内競技として国際オリンピック委員会(IOC)に申請を出したことが明らかになりました。

今年4月、競技麻雀は「国際マインドスポーツ」に認定され、国際麻雀連盟が国際マインドスポーツ協会(IMSA)の正会員になることが決定されました。マインドスポーツとは頭脳スポーツとも呼ばれ、高い思考能力を用いて競われるゲームを一種のスポーツとすることです。
競技麻雀は2008年の北京オリンピックにおいて将棋とともに公開競技としての導入が図られましたが、国際オリンピック委員会から却下されてしまいました。
2017年現在、麻雀はブリッジ・チェス・囲碁などに続いて6つめの国際マインドスポーツに認定されたことにより、麻雀がオリンピック競技となる動きがより現実的になったようです。

中国発祥の「麻雀」は中国はもちろん、日本でも親しむ人が多いです。しかし、場所によって異なる様々なルールがあり、ルールに統一性がないことから麻雀の海外への発展、普及はなかなか難しいことが現状でした。その為、国際麻雀連盟は中国麻雀ルールをベースにより公平性の高いルールを提案し、国際マインドスポーツ協会から加盟認可を得ました。

国際マインドスポーツ協会の創始者で名誉主席を務めるJose Damiani氏は取材の中で「競技麻雀がIMSA認定の国際マインドスポーツ種目となったことで、国際マインドスポーツの発展に新たなチャンスがもたらされるだろう。私たちは、公平・開放・包容・継承・発展の理念に基づき、国際麻雀の規範化・競技化・スポーツ化発展を積極的に推し進めていく」と考えを表明しました。

オリンピック競技になることで、麻雀の国際的普及、国際ルールの認知度向上やマインドスポーツによるイメージ向上、そして何より麻雀を楽しむ人々が増えることに期待が高まります。

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2022年北京冬季オリンピックへ向けて、今後の動きに注目が集まります!!

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