森山茂和 影の実力者と呼ばれたプロ連盟会長について
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森山茂和 影の実力者と呼ばれたプロ連盟会長について

目次
  1. 森山茂和とは
    • 人物・性格、プロになった経歴
  2. 日本プロ麻雀連盟について
    • 初代会長・小島武夫
    • 前会長・灘麻太郎
  3. 麻雀プロとしての実績
    • 獲得タイトル
    • 森山茂和プロの雀風
    • 森山茂和プロの功績
  4. 森山茂和動画特集
  5. まとめ

森山茂和(もりやま しげかず)といえば、麻雀プロ団体の中で最大の規模である、日本プロ麻雀連盟の会長であり、今も現役の麻雀プロです。連盟結成当時から麻雀プロとして活躍しているベテラン雀士であり、連盟の運営に深く関わってきた、連盟の屋台骨でもある人物なのです。連盟の中心人物、森山茂和プロについてご紹介します。

森山茂和とは

森山茂和(もりやま しげかず)という方は、日本プロ麻雀連盟の現会長である、連盟の中心人物と呼べるベテラン雀士なのです。近年では、辛口解説で知られ、ネット上では好き嫌いが分かれますが、軸のブレない打ち筋とスパットはっきりとした性格でファンも多いです。

プロフィール

  • 生年月日:1951年11月6日
  • 出身地:山口県山陽小野田市(旧小野田市)
  • 血液型:O型
  • 配偶者:独身
  • 趣味:ゴルフ
  • 所属:日本プロ麻雀連盟

日本プロ麻雀連盟が結成される前の、ちゃんとした「麻雀プロ」といった存在が生まれる前の時代から麻雀の大会などで活躍し、小島武夫氏の手伝いなどをしていて、若手プロと呼ばれる存在でした。

小島武夫氏が1981年に日本プロ麻雀連盟を設立。その当時から連盟に所属し、それ以来連盟の中心人物として活躍し、雀士としてだけでなく、連盟の運営や企画といった裏方的な活動を行い、連盟の屋台骨といった存在の方です。そして、2013年4月より日本プロ麻雀連盟の会長を勤めています。

また、日本プロ麻雀連盟公認のオンライン麻雀ゲーム「ロン2」の運営会社、有限会社麻雀ネットワークサービスの運営責任者でもあります。

ちなみに、あまり知られていませんが独身です。そして、意外とあまりお酒は飲みません。

人物・性格、プロになった経歴

キャッチフレーズやあだ名は、「手役アーティスト」「闘将」といったようにメディアで紹介されることが多いです。初代連盟会長である小島武夫プロに影響を受けいて、手役アーティストの名のとおり、手役重視の高打点でのアガりで観客に魅せる麻雀を信条としています。そして、熱血漢で知られ、最後まで勝負を諦めない姿勢から、闘将と呼ばれています。連盟内の段位は最高位である九段です。

「闘将」と呼ばれるとおり、サインと一緒に一打入魂という言葉を入れることもあります。

ちょっと強面なルックスと、はっきりとした意見でものを言う辛口の解説が特徴的で、少し近寄りがたい感じではありますが、日本プロ麻雀連盟所属の人気女流雀士、宮内こずえプロ曰く、連盟のお父さん的存在で、優しい人のようです。ただ、怒ると怖いらしいです。

麻雀を始めたのは大学生の時で、メンツが一人足りないからといって誘われて覚えたのがきっかけのようです。役は本を読んで覚え、最初の一年ぐらいはずっと負けていたけど、一年ぐらいしたらかなり勝てるようになり、麻雀で勝ったお金とアルバイトで稼いだお金でよく旅行に行ったりしていたそうです。大学は一橋大学に通っていた、という噂がありますが、真意のほどは定かではありませんが、東京の大学に通い、西新宿にある雀荘に行ったのが雀荘デビューじゃないかな、と本人のブログで書かれています。

大学を卒業してから働くこともなく、今で言うニートのような生活を送っていたそうです。半年ほどアメリカで留学し、帰ってきてからは実家のおもちゃ屋を手伝ったりしていたそうですが、なんか違うと思っていて、24歳の時に近代麻雀賞という麻雀の理論を競う企画に論文を応募しますが、落選。論文は認められませんでしたが、25歳の時に、麻雀プロになることを決意し、東京へ再上京。車に服と布団を詰め込み、住むとこも決めず東京へ向かい、友人の家に居候したそうです。

その後、色々な麻雀の大会に出場し、関係者の知り合いも増え、渋谷で行われた若獅子戦という大会で優勝を果たします。そこで、伊藤優孝プロや故・安藤満プロ、そして学生時代の井出洋介プロなどと知り合いになったそうです。

小島武夫プロとの出会いは、当時、新大久保にあった小島武夫プロの事務所に知り合いに連れてこられ、そこで泊まり寝ていたら小島武夫プロが来て、森山茂和プロは挨拶しなきゃと焦ったら「寝てていいよ」と優しく言われた、それが最初の出会いだったそうです。いきなり自分の事務所に知らない若者が寝ていてもあまり気にしないところが小島武夫プロらいしいエピソードです。そうして小島武夫プロと知り合い、仕事を手伝っているうちに若手プロと呼ばれるようになったそうです。

そして、森山茂和プロが29歳の時に、日本プロ麻雀連盟が設立されます。その年に、森山茂和プロにとって初のタイトルである「王位戦」で優勝しました。

連盟結成してからは、連盟の中心人物として運営の中心人物となり、「麻雀マスターズ」といったタイトルの設立、コンピューターゲームの企画、オンライン麻雀ゲーム「ロン2」の企画、運営といった大きな実績を残し、連盟の基礎を作り、団体を大きく育ててきた第一人者と言える活躍を残してきました。選手としてよりも裏方として、連盟を支えてきた人物と言えるでしょう。「影の実力者」と呼ばれることもあります。

そして、2013年に日本プロ麻雀連盟の会長に就任しました。現在は連盟のリーグ戦には参加していませんが、雀士として「モンドTV」などのテレビ対局に参加し、今もなお現役で活躍しています。また、辛口の解説で知られ、そのスタンスにはファンもアンチも多いですが、個性的な辛口解説者として活躍しています。

桜井章一氏との関係

「二十年間無敗」という伝説を持つ有名な桜井章一氏、またの名を伝説の雀鬼

桜井章一氏はかつて裏プロと呼ばれ、いわゆる裏麻雀という高額なレートで行われる裏社会の代打ちとして名を成し、雀鬼としてその業界では知られ恐れられていました。裏社会から足を洗い、1980年頃からテレビ出演や誌上対局などに登場するようになり、そして裏社会で生きてきた伝説の雀士という経歴が注目され、小説や漫画、Vシネマの題材となり、有名な雀士として知られるようになりました。

桜井章一氏は、小島武夫プロとも交流がありましたが、連盟に所属することはなく、また他のプロ団体に所属することもなく、麻雀界とは一線を引いた活動を行っています。桜井章一氏考案の独特のルールである「雀鬼流」、その雀鬼流を打ち、桜井章一氏の考えを学ぶ団体「雀鬼会」を結成します。他の麻雀団体と違い、雀鬼流、麻雀を通し、桜井章一氏の哲学を学ぶ集団といった趣の団体なのです。

桜井章一は雀鬼会を設立してから、完全に麻雀界とは離れていたので、あまり連盟や森山茂和プロとは関わりがないように感じますが、森山茂和会長就任パーティーが開催された時に、桜井章一氏が訪れました。

http://www.ma-jan.or.jp/news/special/8696.html

連盟の公式ホームページに和泉由希子プロのリポートが掲載されていて「このツーショットにはビックリ」と和泉プロもコメントを残していますが、確かにビックリなツーショットです。

そして2014年、毎年竹書房主催で開催されている「麻雀最強戦」の解説に、森山茂和プロと一緒に桜井章一氏が登場しました。ここ数年、そういったメディア露出は少なく、麻雀の解説に登場したこともなかったので、とても珍しいことでした。そして、桜井章一氏が解説に登場したのも、森山茂和プロの誘いがあっての出演だったようです。伝説の雀鬼と呼ばれ、麻雀界から少し離れた存在である、桜井章一氏を解説席に引き込むことができるのが、長く連盟の運営の中心にいた森山茂和プロの手腕ではないのでしょうか。

桜井章一氏の解説は、モニターで麻雀を見るということに苦戦しているようでしたが、他のプロの解説とは全く違ったものでとてもユニークなものでした。

連盟が森山会長の新体制になって以来、桜井章一氏との関係も密になってきた、と連盟所属の佐々木寿人プロが連盟の公式サイトに掲載されたコラムにて話しています。そのコラムの中で、突然佐々木寿人プロの携帯に桜井章一氏から電話がかかってきたエピソードが披露されています。

http://www.ma-jan.or.jp/jan-up/class_2/9969.html

森山茂和プロと桜井章一氏、あまり接点がなさそうで関係性が薄いように思えますが、案外近い関係のようです。

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日本プロ麻雀連盟について

森山茂和プロが会長である、日本プロ麻雀連盟。通称・連盟と呼ばれていて、他団体と比べても所属人数が最も多い団体で、日本で最大の麻雀のプロ団体です。

1981年に設立され、初代会長は小島武夫プロ、そして二代目会長は灘麻太郎プロ、そして2013年より三代目の会長として森山茂和プロが就任しました。前会長である小島武夫プロと灘麻太郎プロについて紹介したいと思います。

初代会長・小島武夫

ミスター麻雀麻雀プロ第一号と呼ばれる、まさに麻雀プロという存在の第一人者、それが初代会長である小島武夫プロです。周りのプロやファンから親しみと敬意を込め、先生と呼ばれています。小島武夫プロは会長職は1984年より身を引き、それ以来、最高顧問として連盟の運営に関わってきました。

小島武夫プロは、自伝『ろくでなし』の中で森山茂和プロについて触れています。

森山茂和プロは連盟設立当時のメンバーであり、団体運営役として必要不可欠な存在。小島武夫自身を含め、前会長の灘麻太郎プロ、副会長である伊藤優孝プロや荒正義プロといった麻雀卓の上でしか力を発揮できない人間をまとめ、麻雀界の発展のために尽力してきた縁の下の力持ち、と称しています。やはり、ミスター麻雀も認める縁の下の力持ち、といった存在だと言えるでしょう。

そして、小島先生曰く、森山会長の性格はクールな表情とは裏腹に、気性が荒く、ちょっとしたことで、頭に血が上りやすい性格だそうです。そういうところは山口県出身者らしいみたいです。ただ、肝っ玉は座っていて、連盟の黎明期にいろいろなトラブルにも動じることなく、手腕を振るってくれたおかげで連盟は大きくなれた、と自伝の中で書かれています。

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前会長・灘麻太郎

灘麻太郎(なだ あさたろう)プロは日本プロ麻雀連盟が設立する以前から、麻雀のプロとして麻雀の大会や、誌上対局に出場し名を馳せていました。そして、連盟の設立時から参加している古参メンバーの一人です。

小島武夫プロが会長職を退いた1984年以来、30年間に渡り二代目会長を務めてきた偉い人、それが灘麻太郎プロです。現在は名誉会長という役職についています。

灘麻太郎プロは1937年生まれの北海道札幌市出身で、「カミソリ灘」というキャッチフレーズを持ち、その名の通り、鳴きを活用する、速攻派で切れ味の良い麻雀が持ち味です。

麻雀プロとしての実績

麻雀プロとして数々の実績を森山茂和プロは残してきました。ただの偉そうにしているおじさんではないのです。森山茂和プロの麻雀プロとしての実績や雀風にして紹介したいと思います。

獲得タイトル

  • 第9期王位(1981年、現在は連盟主催で行われているトーナメント)
  • 第12期最強位(2002年、竹書房主催で行われる、プロ、アマ、著名人参加の大会)
  • MONDO21プロ麻雀最強戦(CSチャンネルMONDO TV主催のテレビ対局)
  • 第6回MONDO21杯
  • 第3回、第6回、第7回、第12回、第13回、第16回天空麻雀(連盟所属雀士が参加するCSチャンネル「エンタメ~テレ」主催のテレビ対局)

こうして獲得タイトルを並べるとそう多くはないです。よくアンチ森山、アンチ連盟の人はそれを槍玉に挙げますが、多くないのは当然ではないでしょうか、タイトル戦にあまり参加していませんから。現在は会長職につき、それ以前は副会長として連盟の運営に携わっていました。実際のところ、連盟の上層部である他のベテラン雀士、小島武夫プロ、荒正義プロ、灘麻太郎プロよりも、より運営に関わっている印象があります。それ故に、「縁の下の力持ち」や「影の実力者
」というように呼ばれているのです。

しかし、獲得しているタイトルも、長年やっていれば取れるといったものでもないです。

王位戦は1973年から開催されている歴史ある大会で、現在は連盟主催で行われ、他団体プロやアマチュア雀士も参加するトーナメント式の大会ですが、森山茂和プロが優勝した頃は、竹書房が事実上の運営で、株式会社かきぬまがスポンサーで行われていましたが、1980年に八百長疑惑が起き、王位戦は竹書房主催とかきぬま主催の二つに分かれました。1981年に日本プロ麻雀連盟が発足し、王位戦の運営に関わるようになった年の第9期王位戦で、森山茂和プロが30歳の時、初のタイトルを獲得したのです。

そして、CSチャンネルのモンドTVには昔から出演していて、連盟所属のプロだけでなく、他団体のプロや麻雀界の重鎮、若手のプロを相手に活躍し、優勝した経験もあります。連盟所属の雀士のみが参加するテレビ対局の「天空麻雀」では複数回優勝し、テレビ対局での強さが目立ちます。

森山茂和プロの雀風

森山茂和プロの特徴としては、やはり「手役アーティスト」と呼ばれるように、門前で手を進めて手役を作り高打点を目指す打ち方が特徴的です。そして、観客を意識していて見られていることを重要視し、いわゆる美しい手を作ることにこだわりを持っています。

そういったタイプなので、やはり好きな役は清一色や混一色のような一色手、そして三色同順が好みのようです。

やはり、その打ち筋は若い頃から付き合いのある、先代の会長でもある小島武夫プロに影響を受けています。

森山茂和プロのインタビューや本、解説を呼んだり見たりすると、場の流れや自分や相手を含めた運の状態、そういったことを重要視して自分の手の進み方を選択するタイプです。バリバリの昭和の打ち手、そういった感じです。なので、一部のデジタル思考の麻雀ファンから、そういったアナログ的思想が嫌われたりすることもあります。

森山茂和プロの戦略本『麻雀プロはこう読む』では、捨て牌の情報から他の三人の手をどう読むか、という内容の本になっていますが、そこにツキの状態ということも考慮して書かれています。そういった運要素を読む、といった類の話を嫌う方はあまりしっくりこない内容でしょう。

対局の解説を見ていたりすると、前の局のアガりや振り込み、さらにその半荘の状態といったことが、一局に影響を与える、といった考えを強く持っています。

また鳴きについても、ツイている時は変に鳴くとその運を逃してしまうし、ツイている時は鳴かなくても欲しい牌が勝手に入ってくる。逆に状態が悪い時には鳴いて運を引き寄せる。さらに運が悪い時は鳴いてしまうと、他の人に流れが行ってしまうから鳴かない、といったことをインタビューで話していました。

森山茂和プロが話す「読み」というのは、もちろん技術的な読みもありますが、自分と自分以外の三人の運や状態、流れ、打ち筋、そういったことも含めての「読み」だと思いますし、それが森山茂和プロのいう麻雀の奥深かさなのだと思います。

アトミックリーチ

森山茂和プロは手役を重視しているため、典型的なファイターで、高打点のリーチをかけるときに、河に左手を押さえつけ、リーチ宣言牌を強く叩きつける「アトミックリーチ」というパフォーマンスが有名です。

もちろん、強打はマナー違反ですので麻雀プロとしていかがなものか、と賛否両論ですが、テレビ用の演出としてパフォーマンス的に行っている様子です。本人で命名したわけでなく、実況や解説が、森山茂和プロがリーチをかける時に強打をすることを「原爆」と比喩し、そのままじゃまずいからいつからか「アトミック」になって、そのうちに「アトミックリーチ」と呼ばれるようになったそうです。

こんな感じです↓

まぁ、イチローの打席に入る儀式も、昔はMLBではマナー違反だ、って騒がれてましたから、少しぐらい例外があってもよいのでは?

森山茂和プロの功績

日本プロ麻雀連盟の運営に、まさに縁の下の力持ち的な活躍をしていた森山茂和プロの功績を紹介したいと思います。

  • 「麻雀マスターズ」や「プロクイーン決定戦」といった大会の企画発案
  • 麻雀ゲームの開発
  • オンラインゲーム「ロン2」の企画、運営
  • 麻雀格闘倶楽部の運営
  • ニコニコ動画などのオンラインコンテンツの利用

1992年より開催されている「麻雀マスターズ」は森山茂和プロが発案した大会です。連盟が運営しているタイトル戦が王位戦だけじゃ寂しいと思い企画されました。王位戦と同じくプロアマ参加のオープン戦ですが、王位戦と違い麻雀マスターズは一発裏ドラありのルールというように、ルール上に大きな違いがあります。麻雀マスターズは連盟の主要タイトルの一つとなり、毎年4月に開催されています。

また、2003年に設立され、他団体のプロも参加することから女流雀士にとって大きなタイトルとなった「プロクイーン」も森山茂和プロによって発案された企画の一つです。

麻雀ゲームの流行があり、90年代の中盤からプレイステーションなどのコンピューターゲームの麻雀ソフトの開発、企画を行いました。「徹満」や「道場破り」というタイトルの麻雀ゲームソフトがありますが、森山茂和プロが中心になり連盟公認という形で発売されています。ちなみに、連盟所属の宮内こずえプロは道場破りで麻雀のルールを覚えたそうです。

「本格的な麻雀が、インターネットで何処でも出来る。日本の麻雀を世界に広めていきたい。そんな気持ちが、ずっとあったからね。」という想いを胸に長い間、オンライン麻雀の企画をいろいろな会社に話を持ち込んだけれど断られて、ようやく実現したそうです。

連盟公認の麻雀オンラインゲーム「麻雀格闘倶楽部」も森山茂和プロが中心となって監修しています。最初はゲームの推薦だけして欲しい、という話だったようですが、二年目からプロ雀士の参加やイベントの企画といった提案などもするようになり、ゲームの監修も関わっていくようになったそうです。ゲームソフトの企画の携わっていたのが、「麻雀格闘倶楽部」の成功に生きたと森山茂和プロは話しています。「麻雀格闘倶楽部」は日本プロ麻雀連盟の根底をなす大きな存在となりました。

そして、ニコニコ動画で日本プロ麻雀連盟のチャンネルを解説し、対局の生放送や、人気麻雀プロの番組の制作などを積極的に行い、連盟の公式ページも所属雀士のインタビューやコラムなどが掲載され、より所属雀士たちのことを知ることができます。他の麻雀プロ団体と比較しても、連盟はオンラインコンテンツを上手く活用していて、それは森山会長の方針だと推測できますし、功績の一つだと思います。

森山茂和動画特集

youtubeで見ることができる森山茂和プロの動画を紹介したいと思います。

ツキまくる森山茂和プロ

小島武夫プロ、荒正義プロ、灘麻太郎プロという豪華なメンツの卓です。藤崎智プロの解説が、この局の面白さを倍増させています。

地獄単騎

森山会長らしい、実に綺麗な形でアガります。

三色確定、そしてリーチ

三色同順を確定させて、リーチをかけます。手役アーティストの名のとおりのハネ満です。

記憶に残る一局

モンドTVのプロ雀士が記憶に残っている局を話すという企画。このシリーズはどの人の話を聞いても、なるほど、という言葉が思わず出ます。

アトミック麻雀講座

ニコニコ動画の連盟チャンネルで配信されている森山茂和プロの「アトミック麻雀講座」がyoutubeで無料で一部見れます。瀬戸熊直樹プロの打った牌譜を2人で振り返ります。

麻雀格闘倶楽部 マニフェスト実行

麻雀格闘倶楽部の2013年の人気投票企画で、私が10位以内だったら「麻雀格闘倶楽部特別対局番組を制作し、webで公開します」というマニフェストの実行特別番組で、人気投票で女流の上位四名のプロ、一位の白河雪菜プロ、二位の高宮まりプロ、三位の二階堂瑠美プロ、四位の二階堂亜樹プロ、といった豪華四人のプロで対局、実況解説は森山茂和プロと宮内こずえプロ、といった麻雀ファンにはたまらないメンバーでの番組ができました。

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宮内こずえの天真爛漫

ニコニコ動画で配信されている、宮内こずえプロ司会の「宮内こずえの天真爛漫」の第一回放送の田村りんかプロがゲストの回が、youtubeで無料で見れます。その現場にふらっと現れた森山茂和プロが急遽出演します。普段は見られない森山茂和プロの姿が見られます。

この動画の1時間5分ぐらいのところで、ネットで広まっている、「森山茂和プロが一度捨てた牌を手牌に戻し、また切り直した映像」について話しています。森山茂和と検索すると、この一度捨てた牌を切り直す、という動画がよく出てくるのですが、本人曰く、そういったことは一度もしたことがないし、その映像は加工されたものと話しています。

それがおそらくその映像↓

加工したようには見えないですが、言われてみれば、映像の後半部分は編集した小さな違和感も感じられますし、どちらにせよ、編集して作れない映像ではないです。何より20秒の短い映像ですから、もしかしたら森山茂和プロの言うように加工した動画である可能性は否めないです・・・。

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まとめ

森山茂和プロというと、ファンも多いですが、その分アンチも多いです。特に辛口な解説や物言いに、アレルギーを持つ人は多いようです。しかし、それも森山茂和プロの魅力と捉える人もいます。連盟の屋台骨であり、麻雀界を盛り上げてきた、第一人者でもあるのが、森山茂和プロです。なので、あまりにも悪意しかない罵詈雑言は、個人的には少々醜く見えます。少々アクの強い人物ではありますが、それも麻雀プロとしての個性であり、魅力だと思います。

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皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!

  1. マナーが悪い。小島先生ほど上手くないのに能書きが多すぎる。
    見てて見苦しい。

  2. 縁の下の力なら、ずーと縁の下で良い。
    森山が解説している麻雀番組は変えます。とにかくうるさい。
    麻雀試合の邪魔になる。その試合の解説でなく、持論を展開するばかりで無駄でありまったく参考にならない。まずもって本人の試合も打牌はうるさい、タンピンしか手創りしかないのでプロ雀士として参考にならないし、大きな大会で優勝がないということは弱いということではないですか。

  3. 映画麻雀放浪記の様な昭和時代の頃は皆んなバシバシ打つのが当たり前な時代で麻雀打ちのある意味ステータスだったの様な気がします。森山プロに限らず灘プロ、小島プロ、伊藤プロ、それぞれ大なり小なり打牌にどうしても感情が入り強打してしまうのです。しかしながら時代が変わっていろんな麻雀番組が見られる現代においてはいかがなものかと思います。老若男女問わず多くの方が観ているTV番組ですから又プロ雀士ならば尚更のこと、森山茂和プロの性格の悪さをかいま見る場面がありました。自分がひとりノーテンの時対面に
    沢崎プロがいてノーテン棒を左右にはそれぞれ左右に置き対面には手を伸ばして置いてあげるべき所手前に置いて相手が手を伸ばしさなければ取れない位置に置いたり、又対面に前原プロがひとりテンパイで自分の親番が流れてしまった場面で事もあろうに点棒を放り投げた。(ほらもってけ)といわんばかり。恐らく少なからずそう思った視聴者もいたことでしょう。特定の人にだけ君付けで呼んだり(前原君)とか。TV解説者ならば全てさん付けするべきではないでしょうか?。いったい自分が何様のつもりなのか。私は森山が解説したり出演する時は観ていたいけどチャンネルを変えます。あの声すら聞きたくありません。

  4. 堀内事件で本性が麻雀ファン全てに知られる事になって人気が地に落ちたね。
    ネトマや漫画で麻雀人口が爆発的に増えて
    連盟を筆頭にこれから麻雀がもっとポピュラーになるって時に
    小島と共に衰退の最大の原因を作ってしまった。
    小島は亡くなる年に堀内の実力を認めるような発言をしてたけど遅すぎだよなぁ・・・

  5.  昔はどうだかわかりませんが、現在はプロ失格です。目に余る強打、根拠の無い解説、ノーテンをテンパイと間違えて手を開ける。引退して裏方に回られたらいかがでしょうか。

  6. ①功績が大きければ切り戻しが許されるのか
    ②動画に違和感とあるが、どのあたりがそう見えるのか(私には微塵もわからない)
    ③疑われるような要素をもつ者がトップにいて、かつ堀内さんにあんな処分を下していいのか

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