【多牌(ターハイ)】とは(麻雀用語辞典)
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【多牌(ターハイ)】とは(麻雀用語辞典)

【多牌(ターハイ)】『牌系の用語』

多牌とは手牌が13枚より多くなってしまっている状況の事です。通常手牌は13枚(ツモした時は14枚)ですが手牌が13枚より多くなってしまっている事を多牌と言い、その局はアガれなくなってしまう場合や、多牌はチョンボ(反則)とされる為、その場の取り決めに従った罰符を支払うことになります。


多牌とは、決まった枚数以上の牌を取得する反則です。麻雀では手牌の枚数が決まっています。

多牌(ターハイ)とは

手牌は通常13枚(ツモした時点で14枚)でなければなりません!これは麻雀の超基本ルールです!手牌がそれよりも多い枚数あると多牌(ターハイ)という反則になります。

1萬12萬23萬34萬45萬51筒61筒72筒87索98索10東11西12發13發14白15
ツモ

ツモした牌も含め枚数を数えると15枚!これが多牌です。13枚(ツモ牌含むと14枚)というルールに違反していますね。

一萬二萬三萬一索二索三索九索九索九索西西西hh通常13枚(ツモした時点で14枚)

上記のように、麻雀は14枚の牌で役を作ってアガるゲームです。4面子(4×3枚=12枚)+1雀頭(2枚)の合計14枚です。この超基本となるルールを破ってはいけません!

多牌(ターハイ)の罰符

多牌は反則なので、もちろん罰符があります。

即刻対局中止 満貫罰符
対局は続行アガり放棄
対局は続行流局した場合のみ罰符

上記のいずれかを採用している場合が多いです。多牌はイカサマにもつながる行為なので悪質と判断されます。よって、重めの罰符となることがほとんどです。

多牌の適用時期
アガり放棄の場合はそのまま対局が終了しておしまいです。罰符の場合は対局が終了した時点で適用する場合と、即刻対局を中止して適用する場合とあります。事前に確認しましょう。

多牌になりやすいケース

①親のときに第1打をツモってしまう
②ツモ後の牌の捨て忘れ
③副露(フーロ)した時の牌の捨て忘れ
④先ヅモをしてしまった後、他家が副露をしたのにツモった牌を戻さない

①親のときに第1打をツモってしまう
親番は、配牌時に14枚あるので、第1打は牌を捨てることになります。これをうっかり牌山からツモってきてしまって多牌となるケースがよくあります。

②ツモ後の牌の捨て忘れ
配牌時に牌を並べ替え(理牌)しなかったりすると多牌になりがちです。また、親が流れた後も自分が親と勘違いして1枚多くとってきてしまうこともあるようです。

③副露(フーロ)した時の牌の捨て忘れ
役を作ることにばかり気をとられてツモった後に牌を捨て忘れてしまう場合です。また、下家(シモチャ)が早くツモりたいそぶりを見せて焦ってしまうケースもあります。

④先ヅモ後、他家が副露をしたのにツモった牌を戻さない
完全にツモらなくても自分の手元まで移動して待っているという光景はたびたび見かけます。前のプレイヤーが捨てた牌を他家が副露した場合に、先ヅモした牌をしっかりと牌山に戻さないと多牌となることがあります。
※ただし、先ヅモやツモ牌を手元まで持ってきて待っている行為自体反則となる場合があるのでやめましょう。

多牌を見分ける方法

上級者でもたまに見かける、多牌かどうか確認する方法をお教えします!

手牌の左右3枚ずつを手にとってそれぞの端につめるように2段に重ねます。
重ねると、真ん中に2段に重ならない牌が1枚であればきっちり13枚です。とても簡単に確認できる方法です。

多牌についての詳しい説明はこちら:
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