【片筋(カタスジ)】とは(麻雀用語辞典)
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【片筋(カタスジ)】とは(麻雀用語辞典)

【片筋(カタスジ)】『スジ系用語』

片筋とは他家(ターチャ) が 両面待ち(リャンメンマチ) をしている場合に片方のみの待ちに絡む牌のことで安全牌読みで使用される筋のことです。他家の捨牌に[1]がある場合は[4]、[2]がある場合は[5]、[3]がある場合は[6]、[7]がある場合は[4]、[8]がある場合は[5]、[9]がある場合は[6]が片筋となります。

片スジ(カタスジ)

  • 片スジ(カタスジ)安全牌読み
  • 片スジ は片方のスジのみにしか対応していないので参考程度にする
  • 片スジ/リャンメン待ち/同色数牌/フリテン で安全牌を考える

表スジ 、中スジ に加えて 片スジ(カタスジ) というものが6種類あります。この 片スジ は、表スジ や 中スジ に比べて安全牌を推測する スジ としては弱いので、表スジ や 中スジ を考えて上で、片スジ も参考にする程度にしておきましょう。

片スジ とは

片スジ とは、数牌の 1 に対しての 42 に対しての 53 に対しての 67 に対しての 48 に対しての 59 に対しての 6、であり、外側片方の スジ に対して内側の スジ を言います。

片スジ6種
数牌片スジ
1索 に対して 片スジは 4索
2索 に対して 片スジは 5索
3索 に対して 片スジは 6索
7索 に対して 片スジは 4索
8索 に対して 片スジは 5索
9索 に対して 片スジは 6索

※筒子(ピンズ)、索子(ソーズ)、萬子(マンズ)それぞれ同色の牌で考える

片スジ で見る安全牌

片スジは、 中スジ や 表スジ に比べて安全牌を推測するスジとしては弱いスジです。

例えば、他家の捨牌に がある場合 は両面塔子が での待ちはないが、両面塔子が での - 待ちがあり得ます。これが 片スジ と言われる所以です。その他の 片スジ においても、一方の両面塔子の待ちの可能性が残っています。ですので、現物 もなく 表スジ や 中スジ もない場合に、片スジ も考慮して安全牌を考えてみましょう。

この 片スジ も 同色牌/スジ/フリテンルール で安全牌を考えるということでは、表スジ や 中スジ と同じです。

片スジ6種で安全牌を考える(同色の牌で考えて下さい。)
捨牌捨て牌に絡むスジ片スジ=参考程度
捨牌 1索 1索-4索
の両面待ちなし
片スジは 4索
※4-7待ちはありえる
捨牌 2索 2索-5索
の両面待ちなし
片スジは 5索
※5-8待ちはありえる
捨牌 3索 3索-6索
の両面待ちなし
片スジは 6索
※6-9待ちはありえる
捨牌 7索 4索-7索
の両面待ちなし
片スジは 4索
※1-4待ちはありえる
捨牌 8索 5索-8索
の両面待ちなし
片スジは 5索
※2-5待ちはありえる
捨牌 9索 6索-9索
の両面待ちなし
片スジは 6索
※3-6待ちはありえる

※筒子(ピンズ)、索子(ソーズ)、萬子(マンズ)それぞれ同色の牌で考える

フリテンとは

フリテン とは ロン で アガる ことが出来ない テンパイ のことです。
フリテン には3種類あり、

  • 1つ目、自分の捨て牌の中に ロン で アガる ための牌がある場合
  • 2つ目、立直(リーチ) 後に 他家 の 捨て牌 を ロン せずに見逃してしまった場合
  • 3つ目、同巡内(ドウジュンナイ)に アガり牌 が捨てられた場合

これらの場合は フリテン 状態で、ロン で アガる ことが出来ません。ここで大切なことは、フリテン となった場合、待ちに絡む牌すべてで ロン が出来ないということです。
フリテンの詳しい説明は 「麻雀のフリテンとは?フリテンになる2つの条件と2つの回避方法」 をご参照下さい。

筋(スジ)の種類

  • 表スジ(オモテスジ)安全牌読み
  • 中スジ(ナカスジ)安全牌読み
  • 片スジ(カタスジ)安全牌読み
  • 裏スジ(ウラスジ)危険牌読み
  • 間4軒(アイダヨンケン)危険牌読み
  • 跨ぎスジ(マタギスジ)危険牌読み
  • 壁(カベ)=ノーチャンス 安全牌読み

スジの種類、スジ読みの戦術は下記の記事をご覧ください!
スジの詳しい説明はこちら↓
『麻雀のスジ『振り込まないための7つの読みと実践防御方法』』

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