人気高騰でヤクルトが品切れ！
ここ数年、アメリカのスーパーでもヤクルトが販売されているのをよく目にする。もっとも、ここ最近のアメリカでの健康志向が強くなったお蔭で、スーパーのヨーグルトコーナーの品揃えの多さと言ったらビックリするほどある。その波に乗らんとばかりに、多様種のヨーグルトが参上している。ヤクルトもそのうちの「新参者」の一つであろう。日本でも、一昔前にあった「飲むヨーグルト」感覚でヤクルトが出るようになったのか、それとも、ヤクルトの会社が本気でマーケティング活動をし始めたのかもしれない。アジア諸国では昔からヤクルトを飲料していた人が多いようで、こちらアメリカのアジア系のスーパーには必ず置いてはあったが、貧乏性の私などは、他国の似た品物をもっぱら買っていた（安いので）。今、一般のスーパーでもヤクルト紛いの乳酸菌飲料が、一見ヤクルトの入れ物をリサイクルしたのか？と思わせる程良く似た入れ物で棚に並んでいる。メキシコ製だと思う。このヤクルトだが、9月の初め頃から品切れが続いている。あまり人気が無いから、もう売るのを止めたかと思っていた私は、浅はかであった。
ネット・フレックスの映画、「To All the Boys I've Loved Before」（邦題「好きだった君へのラブレター」）が8月17日から放映開始となった。どうやら、その映画の中でイケメン君がヤクルトを飲むシーンが多々あるようだ。ヤクルト側からの仕業か、映画側からのアイデアかは分からない所ではあるが、面白い現象が起こっている。ブルームバーグ（金融関係情報のメディア）によると、映画放映が始まってから、ヤクルトの株が2.6%上がったそうだ。
「To All the Boys I’ve Loved Before」
（邦題「好きだった君へのラブレター」）
ベトナム出身ラナ・コンドル主演。好きな男の子へのラブレターを書いては渡さずしまいを続けていた女の子のドタバタを描く、ヤング・アダルト小説の映画化。Netflixで公開されたこの映画の題名は『To All The Boys I’ve Loved Before』。邦題は『好きだった君へのラブレター』。
ララ（ラナ・コンドル）は、いつも男の子を好きになるたびにこっそりラブレターを書いていました。しかしそのラブレターはいつも彼女の部屋の箱の中。届けられることなく、妄想で終わり、彼女の恋の熱も冷めていく…の繰り返しでした。しかしある日ラブレターたちがそれぞれの相手に届いてしまい…というお話です。www.cuemovie.com
ジェニー・ハン原作の同名ヤング・アダルト小説が原作である。全3巻あり、今回映像化されたのはその1巻にあたる話である。
出演はノア・センティネオ、 ジャネル・パリッシュ、アンナ・カスカート、アンドリュー・バチェラー、トレッツォ・マホロ、マデリン・アーサー、イズラエル・ブルサード、エミリヤ・バラナック、ジョン・コーベットほか。
監督は『マイ・プレシャス・リスト』スーザン・ジョンソン。脚本はソフィア・アルバレス（Sofia Alvarez）。
『X-MEN：アポカリプス』に出演していたラナ・コンドルは青春キューティー映画では珍しいアジア系ヒロインを演じている。
『好きだった君へのラブレター』は既にNetflixで2018年8月17日から配信開始されている。
先月、同じように皮切りになった「Crazy Rich Asians」（邦題「クレイジー・リッチ！」）。こちらもアメリカで大反響となっている。アジア系アメリカ人の数が増えている。西海岸に近いのが原因かも知れないが、英語をネイティブとして話せる2代目、3代目のアジア系アメリカ人が増えている。一般常識として、アジア系は頭が良く、勤勉であるとされている。その為に、プレッシャーであることも事実である。こちらの学校の試験はAからFまでの「グレード」で評価され、「A」が一番良く、「F」は落第点である。そのグレードに「+」と「-」がついて、良い方の「A」は「A+」で、下の方の「A」は「A-」と書かれる。
Asian F （アジア系のグレード「F」とは）
A grade between 80 and 89%. （80点から89点の事である）
Likewise, an Asian C is from 90-94% and an Asian B is from 95-99%. Only a grade of 100+ can be called an Asian A.（同じように、アジア系の「C」は90点から94点で、「B」は95点から99点である。100点以上だけが、グレード「A」である。
"Oh my god! I got a B in math!"（オーマイガッド！数学でBをとってしもうた！）
"Get ready for some kung-fu ownage when you get home, because you just got an Asian F!"（アジア系の「F」とったから、家に帰ったらカンフー技でボコボコにやられるかもな！）
【アーバン・ディクショナリーHP】
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